横浜市大で、学位取得者から金を貰うという不祥事が起きた。

教室主任の嶋田という教授は、4年間で500万円も貰ったらしい。

金を貰ったから、学位を出しと思いたくないが、贈収賄と言われても仕方あるまい。


ところが、その処分が、大学院と学部の授業を外されただけだという。

余りに甘いのではないか。解雇ないし、大幅な減給に値するだろう。


とかく大学の教員の犯罪的行為に対しては、大学は甘い。

私も甘い世界にいたわけだが、一応教育の世界なのだから、世間一般より

厳しくてよいと思うのだが。


教員は、刑事犯罪とハレンチ罪を犯さない限り、首にはならないと甘ったれているのだ。


自殺予防のネットの活用を前に書いたが、今日の朝日に学芸大の先生で、東京いのちの電話理事の田村という方が、ネットを活用したらと書いている。

いのちの電話では、ネットでの相談もしているそうで毎月100件くらい、そのうち4割が10代、20代の相談ということだ。

電話では「死にたい」気持ちを訴える人が1割ほどだが、メールでは3割になるという。メールの方が、心をさらけ出しやすいのだろう。


社会学では、自殺の研究はデュルケム以来の伝統だが、孤立すると自殺しやすいという命題は現代でも生きているのだろう。


メールで心を開ければ、自殺を食い止めることが出来るのではないかと思う。

友達に悩んでいる人がいたら、いのちの電話へのメールを薦めてみたらどうだろう。

今日の朝日に講義をしない数学講義という記事が出ていた。

早稲田の数学の先生である。


どうやるかというと

プリントが渡され、めいめい自分で解く。

質問があれば先生の所に聞きに行く。


近藤先生は「考える楽しさを知ってもらえれば」といっている。


今の学生の一番困るのは、質問しないことだ。質問して初めて頭が働くのに。

だから、教えたとおりの試験なら、できるが、少し応用編を出すと、まるで出来ない。

つまり、暗記しているだけで、本当に内容が分かっていないのだ。


これでは社会に出て何の役にもたたない。

大学で暗記的な知識は、ほとんど要らない。

自分で考える力をつけること、そうすれば大学を出た価値がある。


その意味で講義をしない講義は大賛成だ。

昨日は占いが当たる原因として、占いの予言を積極的に

探すからだと述べた。

蕎麦屋を探す時には蕎麦屋の看板が目に付きやすいようなものなのだ。


今日は占いが当たるもう一つの理由を述べる。

それは、「人間は自画像に一致した行動をする」という社会心理学の知識である。


ボクサーが心を高揚させる音楽を聴きながら登場したり、マラソンランナーが手に「絶対勝つ」というような文字を書きそれを見ながら走るとか、お笑いタレントがうまく行った舞台を思い浮かべながら、登場するなどいろいろある。

つまり、自己暗示を掛けるのもこの知識を応用したものだ。


今日は異性にもてるという占いが出て、それを信じれば、もてる人間のように振舞うので実際にもてる。金が儲かるという占いを信じれば、金が入るような行動をするので、実際に金が入るというわけだ。


ハウツウ本は、ほとんどこの社会学の知識を利用したものだ。

一度試みたらどうだろうか。

占いは当たる時と当たらない時があるのだけど、

案外当たるような気がしませんか。


これは心理学的に理由があるのですね。

例えば、今日はいいことがあるよ と占いに出れば、よいことを人間は探すからです。

占いがなければ、見落としてしまうようなことが、見落とさずに、いいことだと思えるんだ。


お蕎麦屋を探す時には、お蕎麦屋の看板が眼に入るけれど、

普段はお蕎麦屋の看板を見落としてしまうのと同じことだ。


だから、占いでなくとも今日はいいことがありそうだと思うことは大切だ。


もう一つ占いが当たる理由がある。

これは明日に