部屋を散らかした子供に片付けるように言っても
だいたい同じことを繰り返してまた散らかします。
そのことにイライラして、
何度も同じことを言っているのに、なぜ分からないの?
と言ってもほとんど改善は見込めず、それどころか
なぜできないの?
という問いが、知らぬ間に子供の自尊心を傷つけて、
自分はできない、という意識のタネを作ってしまう可能性があるかもしれません。
それよりは、まずは自分が努力して工夫を考える方が得策だと思います。
・そもそも散らからないように部屋に置くものを少なくする。
・片付けやすいようにシンプルなルールを決めて反復する。
・できたらシールを貼るなど褒める仕組みを作ってやる気にさせる。
・自分自身がやってみせる。
とか。
こういうことは、仕事のなかでもあることで、
あいつは何度言っても分からない。
というときは、もしかしたら
何度言っても伝えられない自分の力不足に原因があるのかもしれません。
相手が絶対におかしいのだから自分が変わる努力をするのは腑に落ちない
ということでも、自分を変える努力をすることで人が動いたりすることもあります。
これに似たことを人事担当役員の曽山さんはブーメラン思考と言ってました。
原因が自分に返ってくるという意味で。
もちろん叱るべきときは叱る必要です。
ですが、絶対に自分が正しいはずなのになぜか周りが思うように動かない
ということにいつもイライラしている人は、
「北風と太陽」の太陽にように、相手に合わせるマネジメントの引き出しも持てると
良いかもしれませんね。