お元気ですか？
全世代の女性たちが自身のからだから〝生〟(＝性)と向き合うための
ひと時をプロデュースする、
たつのゆりこ(助産師・看護師・鍼灸師)です。
今回は、おまたに吹き出物ができたときに
どうしたらいいのか、というお話をしたいと思います。
どうしよう、おまたの吹き出物‼
女性のみなさん、デーリケートゾーン(おまた)のお悩みはありませんか？
たとえば、「おまた(大陰唇の部分)に、ニキビのような吹き出物ができた」とかですね。
多くの場合、その、ニキビのような吹き出物は、「脂肪腫」です。
脂肪腫が、悪性化する心配はありませんが、
何もしないと、時間がたつにつれて
３ｃｍ～１０ｃｍまで大きくなる人もいるようです。
色が白いので結構目立ちますし、
座ったときに違和感があって嫌ですよね。
形成外科や皮膚科で、切除術を受ける方が多いのですが、
私も、たま～にですが、外来で見ることがあります。
私が見るのは、０．５～２ｃｍくらいまでですかね。
オイル入浴なで洗いで、めっちゃキレイ‼
以前、私の友人が、親指大くらいの塊が、毛が生えている部分にできたらしく、
「ひょっとして、がんではないかしら」
と悩んで深夜に電話してきました。
そのとき、私が彼女に伝えたのが「オイル入浴なで洗い」。
毎日お風呂に入るときに、
まず陰部全体にたっぷりオイル塗ってから湯船につかります。
そして、湯船のなかで、陰部を手のひらでなでるように
やさしくマッサージするのです。
＊「オイル入浴なで洗い」の詳細を知りたい方は、私が医療監修をした
「ちつのトリセツ」155ページをごらんください。
⇓ ⇓ ⇓
「その塊が脂肪腫なら、脂は油が溶かすから、
『オイル入浴なで洗い』を試してみるといいよ」
と、私は友人に伝えました。
１か月経って、彼女から電話がかかってきました。
「すご～い。キレイになくなったわよ」
とのことでした。
お顔のニキビ対策といっしょで、
おまたも吹き出物が出ないように、
ふだんからのお手当てが大切ですね。
【豆知識】
たつのゆりこが行う「膣ケアトレ」の個人セッションでは、
陰部にオイルをたっぷり垂らした上に、骨トントン(たつのゆりこオリジナルの骨トレセラピー)を行います。
早い方ですと、「翌日吹き出物がキレイになくなった」というコメントをいただくことがあります。
