こんばんは、西尾です。
今からエレキコミックの単独ライブを見に行きます。

ですが!早く着きすぎたので、ブログ更新!
すごい!
俺!

よく『いい人ぶってても、裏では嫌な奴』とか
『裏では性格の悪い人いっぱいいる』とか言う人いますよね?

それに対して『それで?』と思うんです。

そりゃそうでしょ、相田みつをさんじゃなくても言いますよ
にんげんだもの。

みなさんの周りにもいるでしょ?
会社にも学校にもいるでしょ?

『あの子先生の前ではいい子ぶってるよね』とか
『あいつ先輩がいるとキビキビ動くよな』とか
『あの人上司に報告する時、成功は自分の手柄にして、
失敗は全部部下のせいにするよな』とか
『あの子男がいると全然違うよね』とか
例を出したらキリがないほど、こんな人たちたくさんいますよね?

同じなんです。

そりゃ前面に出てる分言われるんでしょう。
でも『私たちの周りにもいるから、まぁ特別悪いってわけじゃないけど』
ぐらいの気持ちではいて欲しいと思うんです。

じゃあ逆に裏表がないようにしたらどうなのか?

数年前、俺が相方の嵯峨根さんを説教するネタをやっていた時。

あれはすこぶる嫌な奴でした。
嵯峨根さんの失敗をつつきまくり、逃げ場がないほど追い詰める。
言い訳しようとしたら
『今しゃべってますけど!話聞いてもらえますか?』
と切り返し、しゃべる時間を与えるとしても
『はいどうぞ、好きなだけしゃべって下さい!』
と突き放す。
正論をなんの躊躇もなく人にぶつける。
ドラマなどにも出てくる、嫌味な上司ってこんなんですよね。
本当に『嫌な奴』でした。

じゃあ俺がこのネタをやっていた時、
『裏表のない、いい人!』
『いい人ぶらないで、ちゃんと自分を見せてる所がかっこいい』
『全てをさらけ出してる、人間ぽくて好感がもてる』
などと褒められたでしょうか?

答えはNOです。

実際は
『本当性格悪いな!』
『お前クソだな』
『こんな最悪なやつ見たことない』
『見てて気分が悪くなる』
『お前もつまんないのに相方の事言えるのか!』
などボロクソです。

でも『裏では性格の悪い人いっぱいいる』とか
『いい人ぶってても裏では嫌な奴』とか言う人は
俺がやってた嫌な奴でいいって事ですよね?

裏が嫌な奴やったら、表でも嫌な奴でいろや!
表向きだけいい人ぶんなや!
って事でしょ?

『嫌な奴』は表でも『嫌な奴』でいなきゃいけないんですよね?

『表ではいい顔してるのに…』って言う人いっぱいいるのに、
なんであの時褒めてくれなかったんですか?

絶対に仕事をしてる以上、芸能人だけでなく客商売をしてる方や
他の仕事でも対人と仕事をしてる以上、
『いい人ぶってるけど嫌な奴』
でないと成立しませんよ。
嫌な人なんて応援しないし、そんな人の居る店行きたくないですもんね。

だから
『表ではいい顔してるのに裏では嫌な奴』
なんて正しいことであって、
決して間違ってることではないんです。

それをブログやTwitterで声を大にして言うのが良くわからない。

だから俺的には
『俺にいい顔してくれてるならそれで充分』
て思うんです。

そりゃね
『表も裏も超いい人』
これは理想ですよ。
もちろんそんな素晴らしい人もいます。

そうありたいし、そうでいたいと心から思います。

そうなれるかなぁ…?

うーん、まぁ仲間内や心許せる人には嫌な部分は見せるよな、そりゃ。
そこを遠慮してたら仲間じゃないしね。

まぁ無理かなぁ…
それが
にんげんだもの。

だから人間は楽しい。