あー寒い!
寒くて困るよ。
俺デブだけど寒がり全開なんで。
冬に半袖1枚とかありえないですし、
基本真冬は、ヒートテックにシャツ、スウェット来てダウン
・・・という感じさ!!!(田原俊彦で)

そんな寒い2月に俺は生まれました。
今年はたくさんのメッセージで祝ってもらいましたが
さらにサプライズがありました。

それはさかのぼること2月20日。
俺の誕生日当日。

その日は仙台のTBCさんでやらせてもらってるラジオ
『X-GUNの激烈!ガッテム』の収録でした。

いつものようにくだらないことをしゃべりだし
「AKB48の前田敦子が・・・」とキンタローのマネからの
「今日は鳩の手品をやりますよーだ!」と
鶴太郎さんの浦辺粂子さんのマネをMIXするという
高度なものまねをやってますと
「今日はもう行きましょうか」と嵯峨根さんが
オープニングテーマに行こうとするんです。

いつもはオープニングは20分以上しゃべってから行くのに
まだ5分も経ってないので
「嫌です。あなたの言うことは聞きません」って言ってるのに
強引にでも行こうとするので、とりあえずオープニングテーマに
行きました。

明けて、嵯峨根さんが
「さぁ今日は西尾さんの誕生日ですよね?」
と来ました。
「はい」
と言いながら俺がよぎったのは、
『プレゼントをくれるんだ。
しかもラジオ中にくれるってことは変なものだ』
と思いました。

するとスタジオの扉が開き、入ってきたのは
プロデューサーの江良さんでした。
「ほらやっぱり」
と思ってたら、それに続いて入ってきたのは・・・
なんと・・・・・

野村義男さん!!!

そう!ヨッちゃんです!
若い人用に言えば、浜崎あゆみさんのバックで
ギターを弾いてる、あゆに「ヨッちゃーーん!」って言われてる
ヨッちゃんです。

なぜ、ヨッちゃんなのjか?

そこ大事ですよね。

俺には1つ上の姉がいます。

子供の頃、俺はすごく細かったんです。
姉はすごく太ってました。

そんな姉が怖かったんです。

姉はたのきんトリオ全盛時代、たのきんの一人
トシちゃん、田原俊彦さんのファンでした。
ずっと応援してたんですが、その次の年、たのきんの一人
近藤真彦さんがデビューしてマッチのファンにもなったんです。

そんなある日「ひで、ちょっと」と姉の部屋に呼ばれました。

「何?」とビビる俺に姉はこう言いました。

「あんた今日からトシちゃんな」

全く意味がわからなく戸惑っている俺に姉はしびれを切らし
「あんたは今日からトシちゃんのファン。ファンやねんから
新曲出たらレコード買いや」
と、恐喝されたのです!

そう「私のおこづかいじゃトシちゃんとマッチのレコード買うのはキツいから
あんたがトシちゃんのレコード買えよ」って事なんです。

それからトシちゃんのレコードを買いましたが、買った日に
「ちょっと貸して」と持って行かれました。
しかしマッチのレコードは貸してくれませんでした。

そんな暮らしが2年続きました。

しかし2年経ったその年、たのきんの一人、
ヨッちゃん、野村義男さんが『待たせてSorry』で
デビューしたのです。
「本当に待ったよ、ヨッちゃん!」と涙した俺です!

中学に上がり今の体型に近づいてきて
背も大きくなった俺は姉に堂々と言いました。

「俺今日からヨッちゃんのファンやから」

俺はその日から今までずっと、ヨッちゃんのファンなんです。
ヨッちゃんのファンて事はヨッちゃんの組んだバンド
『TheGood-Bye』のファンの俺なんです。

そんな今でもずっとファンの、TheGood-Byeの復活ライブも
全部行ってる俺の目の前にTheGood-Byeの
たのきんの、姉から救ってくれた、ヨッちゃんが
目の前にいきなり現れたんです!

もちろん絶句した俺。

収録中ずっと緊張してました。

そんな俺に対して、優しく、低姿勢に接してくれるヨッちゃん。
すごく感動しました。

放送中、嵯峨根が「もしよろしかったら、野村さんのギターで
余ってるものがあったら、こいつにやってもらえますか?」と
23年コンビを組んでいて初めていい働きをしました。

するとヨッちゃんは「こんなに、本当にファンでいてくれるなら
本当にあげないとですね(みたいな感じのこと。緊張してて覚えてない)」
を言ってくれたんです。

なので、もしかしたらTheGood-Bye時代に使っていたギターが
もらえるかもしれない!!!!!
そんな夢を見ております。

改めて、野村義男さん、忙しい中俺のために来ていただいて
本当にありがとうございました。
こんなすごい日は一生忘れません!!!


X-GUN西尾オフィシャルブログ「我道行願~我が道を行きたい。」Powered by Ameba