こんばんは、ニッチャメンです。


本当にサボりまくりですみません。


昨日まで、名古屋でお芝居『お化け物語』に出演していました。


出先でパソコンがないという状況もありましたが、

正直、毎日2回公演で身体はボロボロで、書く気力が湧きませんでした。

すみません。


で、帰ってきたのでちゃんと書きたいと思います。


いやー実に舞台と言うのは難しいなぁ、と言うのが終わっての感想です。


舞台での芝居なんて、素人も素人の俺ですから

どうしていいやら、右も左も上も下も、ななめ右もななめ左も、ななめ右下・・・・・

何もわからない、そんな状況で稽古が始まりました。


作、演出が渡辺正行さん。

出演者は諸星和己さん、松居直美さん、薬師寺保栄さん

AKBの篠田麻里子ちゃん、渡辺さんとのWキャストで

吉本新喜劇の内場勝則さんと豪華なメンバーやし

たまらんメンバーやしで、最初は緊張しました。


芝居経験の浅い俺ですから、大変な日々が続きました。

稽古に入って、行ける日は毎日行ってましたが、

演出されてても、昨日言ってた事と今日言ってる事が違うし

今日言ってた事が明日変わってるって演出で訳がわからなくなって

「じゃあどうしたらいいねん!」と思いっきり言い返したくなるような毎日でした。

芝居ってこういうもんなんかなぁ?と知らん俺は思いましたけどね。

(後に、三宅裕二さんの劇団SETの若手の人たちも出てたんですが

三宅さんは同じことを言うということがわかりました)


しまいには舞台当日も、稽古では

「そこはあきらめの気持ちじゃないんだよ、説得しなきゃって気持ちなんだよ」と

演出され、なるほど、人の気持ちを止めるのにあきらめちゃあかんもんなと

臨んで舞台でやったら、当日のダメ出しで

「あそこはあきらめの気持ちなんだよ」って言われた時は

言葉では「はい」と言いながら完全スルーしましたけどね。


そんなスタートですからどうなることかと思ってたんですが

幕が開いたら本当に楽しかったです。


松居さんは以前、フジテレビのものまねの番組に出させてもらった時に

何度かご一緒したんですが、本当にすごく周りに気を使う方で

飲み会で、嵯峨根が渡辺さんにダメ出しされて、変な空気になりかけてるときも

「でもリーダーもあそこ出来なくて、内場さんのパクってるよね」と言って

場が笑いに変わって空気が良くなって助けてもらうみたいなことは

何回もありました。


AKBの篠田ちゃんもどんな子かと人見知りの俺は警戒してたんですが

めちゃめちゃしゃべりやすくていい子でした。サバサバしてる感じかな。

薬師寺さんとの掛け合いは本当におもしろかった。


薬師寺さんはそんな篠田ちゃんのつっこみにも全部

「えかげんにせえよ」と冗談テンションで返してて

2人がいると常に笑いがありました。

篠田ちゃんと一緒になってつっこみを入れてる子もいましたが

そんなのにもすべて笑いのテンションで返すところに

薬師寺さんの器の大きさを感じました。


渡辺さんは、名古屋からも2回も東京に戻らなきゃいけない

忙しいスケジュールの中、頑張られてました。


内場さんはあんまりおしゃべり出来ませんでしたが

本当におもしろかった。

舞台での内場さんの笑いは学ぶところがたくさんありました。

何にも内場さんに言わなくて勝手にやっても

全部反応してつっこんでくれはるし、安心して

みんないろんな事をしてました。

俺も花道で最後しゃべる時に、言ったことに対して

ネタ合わせをしたかのように、ちゃんとつっこんでくれました。


諸星さんにはすごくお世話になりました。

今回舞台は歌謡ショーもあったんですが

その中で一緒にトークをして、歌も歌わせてもらうと言う

涙、涙のすごい経験をさせてもらいました。

公演が終わってからも、ご飯に連れてってもらったりもしました。

そのときに帰りに絶対「遅くまでごめんね」って気を使って

言ってくれるんです。

優しい、なんて優しいんだって思いました。


他に歌謡ショーには地元の『SKE48』も出たんですが

出演者みんなSKEのファンになりました。

めちゃめちゃかわいいんですよ。

『ごめんね、SUMMER』の時は袖で出演者みんな

この『ごめんね、SUMMER』を踊ってたんです。

超いい歌ですよ、『ごめんね、SUMMER』。


終わった今日は抜け殻みたいな感じになってます。

楽しかったなぁ。


と言いながら、1日2公演を5日間やった40歳は

身体はボロボロです。