4月6日月曜日 11:00
「玩辞楼(がんじろう)十二曲の内 碁盤太平記 山科閑居の場」
ゆる~い2時間ドラマみたいな一幕。こういうのも、好きだな。
「雁のたより」と同じ系統。
大石(扇雀)が敵討ちの計画を悟られまいと隠棲している。その山科の家に奉公している下人・岡平(染五郎)が実は吉良の密偵。無筆を装ってはいるけれど、大石に来る手紙の内容を盗み読んで計画を察知しているという塩梅。
初代のブロマイドを扇雀がブログに載せている通り、これは駕籠から降りた大石の茶屋遊び帰りの姿を「あら、すてき」と楽しむ芝居だろうなあ。一生懸命芝居するものじゃないよな。
「六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)」
チラシを見た時から、いくら幹部俳優全員を出すからと言って、誰も踊りが期待できない顔ぶれで、この一幕はないよなあと思っていた。
ほぼ予想の範囲内。唯一魁春が、堅い雰囲気なれど、きっちりした振る舞いの小町で、目を引いた。梅玉と兄弟仲好さそうな雰囲気もいいね。
「玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)」
新・鴈治郎、花道七三に立った姿がほっそりしているのに驚いた。破たんのない真面目な伊左衛門。
劇中の襲名口上は幸四郎が付き合う形であっさり。
藤十郎は当り役だから当然しっかり勤める。足腰も大丈夫なようだ。大きな柄(藤か?梅か?)の打掛が華やかだった。
この日三階はなんとか、ほぼ埋まっていた。でもロビーが空いている加減からみると、下は空いているのだろうなあ。
ちょっと辛い襲名興行だけど、良い芝居だったからホッとした。
「玩辞楼(がんじろう)十二曲の内 碁盤太平記 山科閑居の場」
ゆる~い2時間ドラマみたいな一幕。こういうのも、好きだな。
「雁のたより」と同じ系統。
大石(扇雀)が敵討ちの計画を悟られまいと隠棲している。その山科の家に奉公している下人・岡平(染五郎)が実は吉良の密偵。無筆を装ってはいるけれど、大石に来る手紙の内容を盗み読んで計画を察知しているという塩梅。
初代のブロマイドを扇雀がブログに載せている通り、これは駕籠から降りた大石の茶屋遊び帰りの姿を「あら、すてき」と楽しむ芝居だろうなあ。一生懸命芝居するものじゃないよな。
「六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)」
チラシを見た時から、いくら幹部俳優全員を出すからと言って、誰も踊りが期待できない顔ぶれで、この一幕はないよなあと思っていた。
ほぼ予想の範囲内。唯一魁春が、堅い雰囲気なれど、きっちりした振る舞いの小町で、目を引いた。梅玉と兄弟仲好さそうな雰囲気もいいね。
「玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)」
新・鴈治郎、花道七三に立った姿がほっそりしているのに驚いた。破たんのない真面目な伊左衛門。
劇中の襲名口上は幸四郎が付き合う形であっさり。
藤十郎は当り役だから当然しっかり勤める。足腰も大丈夫なようだ。大きな柄(藤か?梅か?)の打掛が華やかだった。
この日三階はなんとか、ほぼ埋まっていた。でもロビーが空いている加減からみると、下は空いているのだろうなあ。
ちょっと辛い襲名興行だけど、良い芝居だったからホッとした。