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『第2話 桐の闘病特別食』

桐は少食だったので…。


ご飯を食べさせる担当は私でした。


私には唯一、従順でお利口さんの桐だったので…。


私の膝の上に抱っこして、1口1口食べさせるのですが…。


最後の抵抗で、ご飯を何回も口から食べたフリをして吐き出すのです。


なので食事だけで1時間以上かかりました!!


しかも私が作った特別食のご飯だったので…。


特別食を作るのも1時間半~2時間位かかったので凄く時間がかかって大変でした!!


どんなに疲れていても病気の時も…。


作り置きはせず、5年近く毎日新鮮なご飯を作り続けました。


凄く凄く大変でしたが…。


桐の赤ちゃんエプロンを付けて観念しているこの姿を見ると…。


いつも疲れが吹っ飛んでいたものです。


★DEBIRU 666★-桐ちゃん


桐の初めての赤ちゃんエプロンです。


★DEBIRU 666★-桐ちゃん


ディズニーランドのお土産に桐に買ったアリスのエプロンです。


★DEBIRU 666★-桐ちゃん


肉球が可愛くてお気に入りの写真です。


★DEBIRU 666★-桐ちゃん


ドラゴンボールZの亀仙人のエプロンです。


★DEBIRU 666★-桐ちゃん


ディズニーランドのお土産に買ったエプロンです。


これが、桐の最後のエプロンになりました。


まだまだ、エプロンの買い置きが沢山あるのに…。

使用しないまま終わってしまいました。



『桐の特別食の材料』


肝臓サポートの缶詰 4分の1


強制給餌の缶詰 4分の1

キャベツ 人参 大根 トマト ほうれん草 ブロッコリー アスパラガス


ピーマン セロリ かぼちゃ 牛蒡 インゲン豆 大豆 豆苗


ブロッコリースプラウト パセリ 紫蘇 椎茸 舞茸


おから 納豆 テンペ きな粉 ケールの粉末 アミノバイタル


納豆菌の粉末 プロポリス  

桐の粉薬



★ワンポイント★


大量の野菜なので、どれも少量づつです。


野菜は茹でると栄養分が流れてしまうので、洗った後


切って、サランラップに包み電子レンジでチンしてました。


電子レンジで加熱すると出る野菜の汁やキノコ類の汁は大事な栄養素なので


おからに吸い込ませてから…。


ビチャビチャになったおからだけをチンをします。


チンし終わったら、野菜類とキノコ類とおからと粉末類を


ザックリ混ぜてから冷まして缶詰と一緒にフードプロセッサーで混ぜます。


プロポリスと粉薬は食べる少し前に、ご飯と混ぜるのがポイントです。


これを強制給餌の注射器に入れて食べさせていました。



他の犬はどうかはわかりませんが…。


桐の場合、この不味いご飯になってから


余命宣告を何回も乗り切り、数値も激的に良くなり


沢山の病気を持っているにも関わらず、


毛艶も鼻の色も凄くよく、元気でした。



★あくまで、家の桐の場合なので…


他のご家庭で効果があるとは保障出来ません★

『第1話 桐の闘病記』

今日は桐のお誕生日なので『桐のメモリアルデー』です!!



桐は凶暴で全然、忠犬ではありませんでした。


でも『バカな子ほど可愛い』と言うとおり…。


桐に噛まれて、


手が血だらけになろうが、酷い事をされようが家族のアイドルでした。



桐は9歳までは病気知らずで元気だったのですが…。


10歳位から病気がちになり手術や検査や投薬などで凄く可哀想な日々でした。


『脳腫瘍、心臓病、肝臓病、腎臓病、糖尿病、白内障』と病気のデパートでした。



最初の10歳の時は肝臓病です。


肝機能が30%も機能していないので1ヶ月も余命がないと宣告されました。


最初は肝臓癌による肝機能低下かと思われ、肝細胞検査の開腹手術をしたのですが…。


癌ではなく、原因不明の肝臓病でした。


でも、桐は30%以下の肝機能で余命宣告されたのにもかかわらず…。


14歳と11ヶ月まで生きてくれました!!



次は11歳の時の心臓病です。


部屋中に響く桐の心臓の雑音…。


急に発病したのは、遺伝的心臓病だと言われました。


これも、急激に進行しているので長くはないと余命宣告されました…。



次は12歳の時の糖尿病と白内障です。


この時は凄く元気で単に飲み水の量とオシッコの量が増えだけだったのですが…。


念の為、病院に行ったら『気付くのが遅かったら余命1週間もなかった』と言われました。


なので飲み水の量とオシッコの量が増えたら病気のサインなので気を付けて下さい。


糖尿病は肝機能低下に伴う合併症で発病したと言われました。


桐の場合、インシュリン量や種類がなかなかうまく適合しなくて大変でした。


糖尿病のせいで、視力も奪われフラフラしていたのですが…。


この数ヵ月後、失明にも負けず普通に歩けるようになりました。



次は13歳の時の脳腫瘍です。


実は桐の今までの病気の原因が…。


脳腫瘍の合併症である事がここで判明しました。


今までの病気は合併症が合併症を誘発した結果だったのです。


脳腫瘍が脳の中心部と場所が悪く、大きな病院に行っても治療は出来ないと言われました。


大型犬の場合なら治療出来る確立があるのに…。


小型犬はリスクを伴うのでやらない方が一緒にいられる時間が長いと言われました。



次は14歳の時の腎臓病です。


これが桐の運命を大きく変える最悪な病気でした。


腎臓機能が15%以下も機能していないので1週間~2週間も余命がないと宣告されました。


でも投薬治療と腎臓食と強制給餌で病気があるとは思えないほど元気になったのです。



でも最後の2週間は尿毒症で脳がやられ…。


痙攣やら引付けなどの発作が15分~30分おきにおきて凄く苦しんでいました。


最後は母の胸の中で身体を引付けながら…


オシッコを噴水のように噴出して、力が抜けてクッタリと亡くなりました。



何回も余命宣告をされましたが…。


その度に、


元気に病気と共存しながら復活していく桐は病気なんかでは死なない!!


っと勝手に自分達を思い込ませて桐と頑張ってきました。


桐はこのまま、病気と共存しながら寿命で死ぬんだと…。


最後は苦しみながら壮絶な死に方をしたので…。


私も母もなかなかペットロスから抜け出すのが大変でした。


母は目の前で死んでいく姿や感触などを感じながら、最後を看取ったのです。


私はうなぎの世話をしに、少し家に帰っている間に桐を亡くしてしまったので…。


最後の最後を看取る事が出来ませんでした。


あんなに毎日一緒だったのに…。


最後は一緒にいてあげる事が出来なかったので悔しくてなりんません。


今でも後悔しても仕切れません。


★DEBIRU 666★-桐ちゃん


上の写真は桐が亡くなる2週間前位に撮った写真です。


最後のトリミングとシャンプーで真っ白でフワフワです。


こんなに元気なのに、あっという間に急変してしまいました。


ちなみに、この時は脳腫瘍でオシッコが勝手に出てしまうので…。


オシッコシートを部屋中にひいていました。

★桐の16歳のお誕生日★

4月28日は桐の16歳のお誕生日です!!


桐が亡くなってから、もう2回目のお誕生日なんですョ…。


まだ、1年1ヶ月位しかたっていないので・°・(ノД`)・°・


寂しくて無性に桐に会いたくなります…。


でもうなぎが慰めてくれるので、落ち込んでばかりもいられません。


今日は桐のお誕生日なので骨壷ケースを作ってプレゼントしました!!


ぶつかっても衝撃に負けないように、


表地は水玉模様のキルティングで裏地はチェックの綿生地を使いました★


★DEBIRU 666★-桐ちゃん


桐は最後まで可愛く(≧▽≦)


が家のポリシーなんです!!