たくさんの「沈丁花」が方々の生垣で咲いていました。
金木犀とはまた違う、甘すぎない香りが好きでした。
まんまるの手まりのようなその花は、花びらごと肉厚で
手の中に包んで、そっとニギニギするのが気持ちいい。
指先でフルフル触っても、頑丈にくっついて咲いている
ものだから、ちょっとやそっとじゃ平気です。
タバコの空き袋で作る、折り紙の鞠に一番似てるかな?

そういえば、昔はよくテレビやタンスの飾り棚にあった
タバコの紙細工の傘や鞠、見なくなりましたね。
喫煙者も減ったし、タバコもBOX増えたから、
主婦の趣味から消えちゃったのかな?