「坂の途中の家」ネタバレ感想！見たら私の子育てメンタルがジェットコースター涙

2025-03-02 03:00:58

テーマ：: ドラマ・映画・恋リアのネタバレ感想など

Netflixに「坂の途中の家」が出てきたから、軽い気持ちでポチッと再生。

主演は柴咲コウ。

もうこれだけで「見る」一択よ。

◆配信開始
『坂の途中の家』

柴咲コウ出演。
乳児虐待死事件の補充裁判員に選ばれた主婦の山咲里沙子（柴咲コウ）。同じ子どもを持つ母として我が子をあやめた被告に嫌悪感を抱くが、徐々に被告の境遇に自らを重ね、家庭や家事をめぐる生々しい感情が目覚め始める。#坂の途中の家 pic.twitter.com/sHs3TyfFkA
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) March 1, 2025

「坂の途中の家」ネタバレ感想！

で、見始めたんだけど、思ってたのと違う方向で刺さりまくって、途中から自分の過去の育児メンタルが総ざらいされた気分。

まさかのフラッシュバック祭り

「あれ？私、今、裁判員？」

ってくらい感情が揺さぶられる。

別に悲しいシーンでもないのに、込み上げてくるものがあったり、急に辛くなったり…。

ホルモンバランス崩れてるのかと思うレベル

ストーリーは、3歳の娘がいる専業主婦・里沙子（柴咲コウ）が

乳児虐待死事件の補充裁判員に選ばれて

被告の専業主婦と自分の境遇を重ねていくって話。

でね、この被告がまたリアルなのよ…。

ただの悪人じゃなくて、「これ、環境が違ったら私も同じ道歩いてたかも？」っていう絶妙なリアルさ。

里沙子が裁判を通して変化していくんだけど、その過程がエグいくらい丁寧に描かれてて、こっちの精神も持っていかれる。

柴咲コウと水野美紀の演技がまた最高で、特に柴咲コウの「どんどん追い詰められていく感じ」がもう圧巻。

田辺誠一演じる夫も、見てるだけでストレス溜まるタイプで、またそれがリアル（笑）

義母＆父、実母も悪気がない感じで攻めてくるの、私も経験あって胸が締め付けられた...

このドラマに出てくる男たちが総じてクソで、特に義父がサイテー。

里沙子が児童相談所に目をつけられるんだけど、それは義父の差金だったの。

その直前まで、味方のふりしてたのに

なにこのフレネミーっぷり。

義父は

サイテー旦那→やっぱり良い人？→やっぱりサイテーだった

だけどね、ここで1人、里沙子の本当に心強い味方ができるの。

義父がきっかけで来た児童福祉司の新庄（西田尚美）

この人がシゴデキで、里沙子が夫からモラハラされてて、自分はダメな人間だって洗脳されてることを見抜くのよ！！！

で、しかもそのモラ夫にそのことも指摘するの

本当にここで私の感情も救われたわ。

育児経験ある人は、たぶん見てる途中で 「これ、今の私のメンタルで見て大丈夫？」 ってなるから、メンタル安定してる時に見るのを全力でオススメする。

私？もちろん1日で一気見しましたよ。

感情が忙しすぎて、見終わったあと放心状態だったけどね（笑）。

坂の途中の家あらすじ

山咲里沙子（柴咲コウ）は、３歳の娘・文香と夫・陽一郎（田辺誠一）と３人で平穏な日々を送っていた。そんなとき、裁判所から手紙が届く。そこには、「刑事裁判の裁判員候補者に選ばれたので裁判所に来るように」と書かれていた。対象となる事件は、里沙子と同じ年頃の専業主婦・安藤水穂（水野美紀）が、生後８カ月の娘を水の入った浴槽に落とし虐待死させたという衝撃的なものだった。里沙子は裁判員の誰かが急病などで欠席せざるを得ないとき、代わりに裁判員を務める「補充裁判員」に選ばれる。
同じ子どもを持つ母として、わが子をあやめた水穂に嫌悪感を抱く里沙子だが、徐々に被告の境遇に自らを重ねていくことになる。家庭という密室で夫婦、そして親子の間で交わされた言葉は、時に刃物のように突き刺さることがある。里沙子はやがて自身の心に眠っていた混沌とした感情に困惑していく。