
6月23日は『慰霊の日』。沖縄では学校はお休みです。日本のカレンダーでは、6月は祝日も特別な日もない…唯一自分の誕生日が6月ですが。だから、ちょうどお休みがあって良いなあなんて思っていました。
私の地元でも『◯◯空襲の日』として、戦争について考えたり、戦争で亡くなった方を追悼したりする日があります。学校給食がすいとんや梅干し、イワシなど、戦時中の乏しい食糧事情を体験するメニューになっています。
沖縄では、4月1日に米軍が読谷に上陸して沖縄戦が始まり、厳しい戦いとなり、多くの人々の命が奪われました。そして、日本軍の総司令官であった牛島司令官が自決をして、やっと沖縄戦が終了しました。この日を沖縄では『慰霊の日』として、戦没者の追悼式を行っているのです。他にも広島や長崎でも同じ様に原爆で亡くなった方達を追悼しています。
この沖縄戦では、当時の沖縄の4人に1人が亡くなったそうです。『ひめゆりの塔』は有名で、映画や本にもなり、小学生でも知っている通りです。しかしながら、ひめゆり学徒隊だけでなく、日本の多くの学生が学徒隊として招集され、日本軍のために働きました。沖縄でも男女共に当時の学生たちは、学徒隊となり沖縄戦で戦いました。『ひめゆりの塔』だけでなく『一中健児の塔』など、沖縄には多くの学徒隊ごとの塔があります。これを見ると、日教組の「教え子を戦地に送るな」の意味がよくわかります。
沖縄の『平和祈念公園』では、『平和の礎』なる戦没者名が書かれた碑があります。沖縄の人だけでなく、日本軍として日本全国からやってきた兵士の名前もあります。そして、アメリカ兵として戦い、この沖縄で亡くなった米兵の名前も刻まれています。その他、中国や韓国、朝鮮からの捕虜となって沖縄に来た人たちの名前も刻まれています。沖縄戦で亡くなった方々の出身地や民族などに関係なく、同等に名前を刻んで追悼しているのです。これが昔の沖縄の方達の考え方なのでしょう。
「令和8年沖縄全戦没者追悼式」2026.6.23