「〇億へのプレリュード」  第2章 履歴編 事業化模索期4 | 千の扉

千の扉

コンサルタント西河豊のSTORYを中心としたグログ

今後の予定 第2校の原稿を出来次第順次アップ

 

7月発売を目指します!

 

士業事務所経営 1億円へのエチュード

 

部 自社事例でみる戦略ケーススタディ

 

第2章 履歴編

 

3.事業化模索期-4

 

そこで

・着手金を貰うこと

・サービス商品をフルラインのパッケージ売ること

の2つを決めた。

ここにも、独自性はない。コンサル(特に助成金の方)ならば、考えつくことだ。

まず、着手金の方は、当然貰えば、顧客の要求は厳しくなる。加えて、おかしな話だが、最終一括にしておいた方がやる気は出るのだ。

しかし、これが、普通に回っていけば、何の問題もない。資金繰りが楽になるだけだ。(現実表面売り上げは、すぐ上がった)

クレームにつながり返金になった時が問題であり、資金の逆流となる。

大手コンサルは、契約書で「あなたの都合でやめる場合は返さないよ」となっていて、いやほどトラブル・訴訟ごとを抱えている。そこに通常弁護士がついているという構図だ。

次に、サービスフルラインの方、これは、当然貰える額を増やす手法として使われる。

多くのコンサル(一部の士業事務所)のやっていることだ。

補助金・助成金でこれをすると「こんなに支給申請でもらえますよ」というアピールになる。

これを前段の着手金ビジネスと結びつけるのである。

そして、やってみればわかることは「こういううたい文句につられる顧客は意識の低い顧客である」ということだ。

当然、こちら側は、業務は進めようと必死になる。

が、書類の整備できていない顧客はなかなか進まない。

加えて、同時に始めたリモートでの進行で意思疎通の問題や混乱も出てくる。

これが、一気に出たのがコロナ期だった。

この時期の課題は2つと書いたもう一つは「直接雇用」の「人」の問題である。

(今は着手金貰うことも、フルライン営業もやっておりません)

 

続く

 

目次***

 

はじめに

 

第1部 士業事務所経営戦略の概論

第1章 士業事務所向け戦略講座
第2章 規模拡大のための経営者3要件
第3章 俯瞰で見る分かれ目

1.ルビコン川 2.ちょっとした分かれ目

3.行動を阻むものの存在とその対策

 

第2部 経験則から見る戦略ケーススタディ

 

第1章 履歴編 

1.黎明期 2.商品開発期 3.事業展開期 

4.事業化模索期 5.法人策定期 6.現在のステージ

 

第2章 履歴から学んだ鉄則

 

第3章 進出ジャンルの検討

1.海外進出支援 2.資金調達支援

3.人的資産経営・ハラスメント対策

4.CHATGPT など

 

第4章 経営書式紹介 すべて当社のもの

*法人定款

*経営革新法申請(個人・法人の2回)

*知的資産経営報告書(法人)

BPC計画(個人法人の2回)

*経営力向上計画(個人法人の2回)

IT支援事業者申請 *MA支援機関

*補助金申請 持続化補助金(個人)

*法人創業時の主意書(口座開設のため)

*金融機関への財務報告書(決算・仮決算時)

 

おわりに

 

続く

 

これが履歴です。

 

 

 

 

続く

 

以下の書籍を基本テキストといています。