鉄則編9 鉄則4-5 派生の鉄則4
鉄則の派生の記録が多いが、あと1回で終わります。
それだけ、このSTAGEに上がるとき気づきが多かったということだ。
STA3 2012 ・ものづくり補助金の虎の巻販売当たる
事業展開期 ・ネット・メールで遠方取引も始め地方に存在する優良顧客も発見
・メルマガによる誘導とネット情報発信強化する。
・マニュアルブームは短期に終わり問い合わせ数激減
経験則より経営に織り込む鉄則
4 同一テーマ内でもっともユーザーに響くメニューで提供する。
(当時の状況 補足)
*ペルソナを読む
この頃、発送として何が売れるかから、ペルソナを読む方が重要だと悟った。ペルソナを読むとはどういうTPOで人はどういう行動をするかということで突き詰めると何が売れるかになる。
それを聞くのは消費者であり、頭の中でロジックで考えてはいけない。ここを頭のいい人ほど錯覚する。
例えば、関心を引かせる補助金のコラムで「受かる」と「落ちる」という2つの表現でどっちが関心が高いかを実験した。
これは、ひょっとしたらの予感通り「落ちる(不採択)」の方が(PVが)高かった。そこで、マニュアルとして「不採択になる表現集10パターン」というのを出して、そこそこ売れた。「受かる表現集10パターン」はありふれている。
このペルソナを読むという感覚の最も研ぎ澄まされていた時代には、人を寄せるのは簡単にも思えた。ある商材を売りに出したところ1日にオフアーが100件以上入った時があった。(発売日は淡路島に出張中の日で、オフアーの問い合わせを携帯のチャイムが鳴るよう組んであったのでチャリンチャリン鳴りっぱなしであった。)契約しているネット会社から「後にも先にもこんなのは初めてこの記録は抜かれないでしょう」と言われた。
*その反面のリスク
さて、このような「当たり」は時代背景もあるだろう。今の響きにくい世情では無理かもしれない。
そうなると、なかなかうまく行かない場合そのネタをどこで見切るかのタイムミングが重要となる。
ものづくり系の人はそれがなかなかできない。だからこそ、ものづくりにかける情熱が持てるともいえる。
だから、最近は、浅く広くリサーチをかける感覚で初めからひとつに時間をつぎ込まないようにしている。
次回は、成り立つ商品・サービスの定義です。
この辺りは、以下の「集客の進路理論」に詳しく書いています。
以下の書籍を基本テキストといたします。