私の女優評 | 千の扉

千の扉

コンサルタント西河豊のSTORYを中心としたグログ

(2015年掲載)

まず、役者に必要な要素として、コンテキスト(文脈)を合わせるというのがある。

それは、その役柄のおかれた背景により、そのCASTに成り切るということである。

最近見た中で100%は、

二階堂ふみと黒沢あすかで、このレベルの女優になると、あの映画のあの役で出ていた人とこの映画のこの人と同じ女優なの?という現象が起こる。

そこが100%でないと、逆に演技感のみが残り役柄の背景より、--さんがんばって演技しているなあ~感しか残らない。

例で言うと武井咲と吉田ひつじ(わざとだよ)

エイジハラスメントなんかは結構いい本だったとおもうのだが、ブレイクはしなかった。勘違いしてはいけないのは武井は、真剣にうまく演じているということだ。

コンテキストを合わせるということではなく、自分のキャラで押し通し、その変わり感情移入させることが出来るタイプもいる。

仲間由紀恵のようなタイプで、コンテキスト100%女優より主役にはこちらの方が合う。主役はダイコンでと言われる所以である。

真木よう子なんかもこのタイプかもしれない。はっきり言って彼女は演技下手である。
このタイプの場合、当然ビジュアルでも好感が持てるというタイプでないといけない。

最近これらのどの要素もなくなってきたなあというのが堀北真希で三丁目の夕日デビューからどんどん下手になってしまっている。

今回はコンテキスト⇔感情移入という軸で説明した。