少し前に書きましたように、オーディオを良くしてちょっとボリューム上げるとエンジン音が聞こえづらくなったのでタコメーターを取り付けました。
製品は中国からの通販です。
選んだポイントは安さ(2000円しない)。あとはフルスケールが8千回転くらいのもの(1万回転のは大半が無駄なスケールとなる)。表示は回転数のみのシンプルなもので細かい刻みがないもの(電圧?水温?いらんがな)。カバー付き(別購入は割高)。メーターが大きすぎない(単に邪魔)。
タコメーターとカバー。配線コネクター、取付のベースと粘着テープ、あと埋込設置用の金物のでしょうか。
まずこの時点で、メーター本体とカバーの大きさが違っていてガバガバです。配線も短いので、接続して延長をする必要があります。
取扱説明書は英語表記のみの1枚の紙です。そしてタコメーターに限らず同社のいろいろな計測メーターの配線接続方法について書かれています。つまり、この製品専用のものではないということです。こんな大雑把な説明で大丈夫なのかなと心配になりましたがまずは配線図を確認してみます。
黒はアース。黄色がスモールライト。緑がエンジン回転数信号。赤が12Vイグニッション回路。の4本。車体側のどこからこれらを取り出すかですが、
①スモールライトの配線は、ステアリングコラムカバーを取ったところの赤線から。
②アースは①の状態でそこに12mm頭の六角ボルトがあるのでそこから。
③イグニッション回路は①と同じコネクターのピンク線。
④回転数信号はフロアのセンターのコンソールカバーを取ったところにパワステユニットがあるのでそこの茶色線。
そして本設置する前に作動確認をしてみましたが、
あれれ?イグニッション入れたときのタコメーターの作動音はするけどバックライトが点灯しない。ライトスイッチを入れて初めて点灯する。それになにかカチカチと音がする。回転数は出ているようです。
色々調査した結果
③の取り出しはウィンカーあたりの回路であり、間違いであること。そしてライトオンオフで照明が切り替わる上位機種ではなく①の配線に対してもイグニッション回路を繋げてやる必要があること。と判明しました。
ではイグニッション回路はどこだ(動作させるための12V電源)ということになりますが、安易にオーディオ裏とかのACC回路からは取りたくないのです。
だって駐車してオーディオを聞きたいだけでもタコメーターには電源が行ってしまい尚且つ光ってしまうわけで。
これはなんのことはなかったです。
キーシリンダーの先がイグニッションスイッチで、このカプラーの白線がIG回路です。
(それにしても埃っぽい車)
ここは半田上げが無理っぽいのでワンタッチの分岐コネクターを使いました。
そして再び作動テスト。はいオッケーです。そしてタコメーターの設置場所ですが、スマホホルダーの付近なら割と良いかなと考えましたが、日差しでダッシュボードが非常に高温になっているのに気づき、ちょっとそこからは離れますがやはりピラーの付近が良いかなということでここに設置しまた。
メーター本体周囲に粘着テープを薄く貼ってカバーとの隙間を詰めました。
始動後間もないので回転数はちょっと高め。
あ、そうそう、メーター裏にボタンがあって押して気筒数を設定するようになってましたので針が動いて3になるようにしておきました。発色もフロントのボタンで7色から選択できるようですが、KENWOODのウーファーコントローラーの発光色と合わせてこの色にしました。
そして使い勝手というか感想ですが、
イグニッションOFFでは画面が真っ暗です。イグニッションキー入れて動作させてもバックライトが暗いです。夜間ではちょうどいい具合なんですが日中はもっと光量がほしい。これは切にそう思います。その割に外部の明かりの映り込みが多く、やはりフードがあったほうが断然良いと思います。
まあこれらは耐久性や故障などで次回交換する際の機種選びでよく考えたいと思います。
以上、タコメーター取付編でした。読んでいただきありがとうございました。