こんにちは。

なんだかんだで久しぶりのブログ更新になりました。

気づけば、2018年も残り1週間!!

NGWは今日で2018年最後の営業日となります。

 

毎年毎年、このように一年を振り返る事ができるのは大変ありがたい事です。

NGWらしく、2019年も営業していけるように頑張ります。

お客様にとっても、NGWの空間が少しでも楽しい時間になれるといいな~と常に思ってはいますが、

お客様から見れば楽器を修理しないといけない状況は無いに越したことはないですよね(笑)

 

ちょっとしたことでも構わないので、お気軽にご相談ください。

 

Strandbergのネタを書いてきましたが、前回に引き続きピックアップ交換の事を書いていきます♪

こちらは、アルミトーンピックアップからSeymourDuncan SentientとPEGASUSへ交換です。

6弦、7弦モデルの2本、同じようにカスタマイズしました。

パッケージから見ても、結構強そうな感じ。

ボビンは艶消しブラック、SeymourDuncanのロゴも同様に艶消しブラックです。

個人的にはカッコいいなぁ~と思います。

このシリーズだと、ネックポジションにSentient、ブリッジポジションにPEGASUSというのがメーカの推奨の組み合わせだと思います。

ブリッジポジションではその他にもNazgulも選択枠のひとつですね。

 

ピックアップの交換の際、簡単に言うと何をつけてはいけないとかはありません。

例えばハムバッカーの場合、同モデルでもネック用(フロント)、ブリッジ用(リア)と売られているのもありますが、ネック用をブリッジ側につけてもいいですし、ブリッジ用をフロント側に取り付けても問題はありません。

ただ、ピックアップのポールピースの間隔が違うモデルもございます。

例えばDimarzioだとFスペース、SeymourDuncanだとトレムバッカーのようなポールピースの間隔が広いものがあります。

このモデルは、フロイドローズやシンクロナイズドブリッジのように弦ピッチの広いブリッジが搭載されているギター向けに販売されているモデルです。

通常のモデルをフロイドローズ搭載のギターのリアに取り付けると、ポールピースから弦がずれてしまいます。

※通常のモデルでも音は拾いますので、問題はないっちゃないです。

それを補う為に、弦ピッチに合わせてポールピースの間隔を広くしたモデルが、Fスペース(Dimarzio)やトレムバッカー(SeymourDuncan)です。

 

どんなピックアップにしようかなと考える時間も楽しいですよね。

 

こちらも別のピックアップ交換です。

アルミトーンからSeymourDuncan SentientとNAZGULへ交換です。

7弦モデルのピックアップです。

このタイプのピックアップはザグリの寸法は、EMG707サイズに合わせて作ってあるものが多いです。

今回のStrandbergの7弦モデルも、EMG707サイズが入るザグリが掘ってありましたが注意する点があります。

実はピックアップメーカーサイトの寸法を見てザグリ寸法を測り問題無し!!と思っていたけど、

いざ取り付けするとザグリに入らない・・・という事もあります。

 

何故か?

 

その場合は、ピックアップの外側のシャーシの歪みがある事で入らないという事があります。

今回もそうでしたが、歪んでいる部分がザグリに被ってしまう為にそのままでは入りませんでした。

歪んだ部分を削って対処はしましたが、歪みが大きい場合はピックアップザグリを拡張する方がいい場合があります。

同じようにピックアップ交換をお考えの方は、ここだけ注意して下さい。

(お客様がピックアップを購入した販売店の店員さんは、その事を含めて説明してくれたみたいです。)

 

無加工で取り付けられるというパーツでも、楽器によっては加工が必要なものもありますので・・・。

 

 

この2本のStrandberg。

ピックアップはフロントにはSeymourDuncan Sentient、リアにはPEGASUSとNAZGULの2モデル。

リアピックアップの違いを体験する事ができました。

PEGASUSはとても扱いやすくて、癖のないトーン。

低音から高音までのバランスがとても良いので、スタンダード的な位置なピックアップだと思います。

オールジャンルに使いたいという方には使いやすいのではないかな~と。

 

NAZGULは良い意味で尖っているキャラクター。

メーカーサイトではドロップチューニングに適したピックアップですと書いてありますが、まさしくドロップチューニング時でのメリットが多きいピックアップだな~という印象です。ダウンチューニング時でも音の芯はしっかりと残っていますし、とても扱いやすいピックアップだと思います。

多弦や、ドロップチューニング時ではどうしても音が埋もれてしまうのが悩みどころでもありますし、近年ではドロップチューニングも当たり前になってきていますので、需要は高いピックアップなのではないでしょうか。

 

 

クリスマスイヴに久しぶりのブログ更新。

明日も更新予定ではいます。

大掃除次第ですが(笑)

 

午後も作業頑張ります!!!