この処、東京の日中の気温は、13~16℃と春の陽気が続いている精か、山野草の「福寿草(ふくじゅそう)」の茎は、
10cm~20cmほどと長く伸ばし、羽状に細かく裂けた葉を付け長い間、花を咲かせている。
花と言っても葉が変化した萼片で、花弁状に20枚~30枚からなる花びらを付け、萼片は陽が当たると開花する。
花の廻りには多くの雄しべと、その中央に何本もの雌しべがあり、花弁は太陽の光を集めるために、
緩やかに湾曲して、パラボラアンテナのように集めた熱で虫を誘引すると言われているが、
真意は明らかではない。なぜならば、虫は花びらの色を識別して集まる習性があるのが通説であるからだ・・・?
ちょうさんの「''なるほどね''」知って得する豆知識
(Trivia to know and gain)
「袖振り合うも多生の縁 」とは、どんな小さな事でも、ちょっとした人との交渉も偶然に起こるのではなく、
すべて深い宿縁によって起こるのであるという意味の言葉で、
ちなみに、旅で見知らぬ人と袖が触れ合う程度のことでも、前世からの因縁によるという深い意味である。