辛夷(こぶし)  | ちょうさんの花のブログ

ちょうさんの花のブログ

主に関東地方で咲く山野草を掲載しています お花の好きな方は 是非お立ち寄りください

   木蓮(もくれん)科の落葉広葉樹の高木で、子供の拳ほどの大きさの蕾に白い花を咲かせる「辛夷(こぶし)」




別名:田打桜(たうちざくら)とも呼ばれ、昔の農家の人は、この花の開花時期を見て、田植えを初めたり、




農作業の段取りをしたり、花の向きから豊作になるか、否かを占ったりしたと言われている。




花には、甘い香りがあり、春の訪れを告げる代表的な里山の花木でもある。




花が終わると、大きな葉がでることから、街路樹や公園樹として植えられている。




夏が過ぎると、ゴツゴツとした果実を付ける姿が、拳に似ていることから「辛夷」の名が付いている。