以前のブログでお伝えしましたが、シエラレオネで大洪水が起きた際に、Alazi Dream Project様より支援金をいただいたので、被災地のキャンプで一時滞在している子供達に学用品の支援をしました。

今回、支援をしてきたのはドンボスコというストリートチルドレンを主に収容する施設に災害後に一時的に滞在することになった孤児たちです。

先日、ついにドンボスコから退去しなければならなくなった孤児の子供たちの、今後の支度金として、お預かりしていた残りのお金をお渡ししてきました。

1人245,000x11人を準備していましたが、1人はフリータウンにはいないようで、連絡先だけ取り付けて10人にひとまず配布することに

まず、ドンボスコの代表に、私たちがアラジのみなさんから支援金を受領し、災害によって家族を失った孤児や子供たちを中心に支援をしているという旨を説明させていただきました。

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その後、ドンボスコの代表から、里親に対し、これらの支援金の使い道について、

①必ず子供たちの教育費や食費や医療費に使うこと。
②くれぐれも、自分たちのお酒やタバコを買うために使わないように。

といった注意点をしっかりと伝えていただきました。

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何を隠そう、うちのラミンさんは元ストリートチルドレン(孤児ではないけど)で、ドンボスコボーイズの1人として施設で暮らしていた時期があります。その時から何度も代表は変わっていますが、今の代表にもラミンのことは知られていて、当時からドンボスコで働くシエラレオネ人の上層部がラミンがドンボスコ出身であることを説明しようとすると、「知ってるから!」と言われたそうです。

元ドンボスコボーイがこうやって成長して支援する立場になっているということが本当に嬉しいらしく、今回の災害で孤児となった子供達には、これから先、大金持ちになったとしても、貧乏であったとしても、お互い助け合うことができるような人間になってほしいと、ラミンを何度も引き合いに出しながらお話ししてくれたとのことで、ラミンもとてもとても誇らしく、嬉しかったと言ってました。
ドンボスコのことは神様の次に感謝しているのだそうです。

写真は寄付金を渡すラミンと孤児となった女の子のひとり。
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11人のうち、2人が17歳で、この国ではそれくらいになると自立している子も多く、この子たちも、里親には頼らず、自分たちでなんとかやっていこうとしているようです。

そのほかの小さな子供たちは全員遠くの遠くの親戚に里親となってもらうことになったとのことです。

里親たちも自分の子供を育てるのでいっぱいいっぱいだと思われるので、半年だけとか1歳で年だけとかなど期間限定的でもいいので、サポートしてくださる方大募集しますおねがいルンルン