アルファロメオ147 セレスピード
セレスピードの変速ショックが大きく、シフトが繋がるときも半クラが長く、マニュアルを
頻繁に乗る方ならすぐわかるくらいの??なフィーリングです。
これをテスター+作業で改善するのが今回のミッションです。
アルファロメオのセレスピード関連でキモとなる作業のお話です。
まずはセッティングのSelf-Learning(自己学習)で初期化を行ってみますが
作業実行中のガチャガチャ音もいつもと違う?弱々しいような違和感のある音です。
念のため、試乗しましたが状況は良くならず。。。。
再びTEXAの診断機を接続してパラメーターを確認します。
うーん明らかにおかしいところがあります。
ちなみにある条件に変更すると
こうなったりもします。
この違いがあることをつかんでおくことも診断を進めていくうえでかなり重要です。
診断機を使って行うという意味では基本中の基本なのですが。。。意外と守られていないことも多いです。
で ↑ のコイツを調整します。
隙間は少ないですが、なんとかEgルームからアプローチ可能です。
当然 これを調整しながら数値をチェックしなければならないのでテスターと
該当するパラメータがどれかを把握していないと作業ができません。
でこんな感じで調整していただき、私はモニターの数値とにらめっこしながら、
ちょうどいい数値(=規定値)になった時に合図を送ります。
リアルに数字が変動する様子は初めてみましたが、なぜ規定値の±0.5mmが範囲なのかは
実際の現場に立ち会って初めて理解できました。
だんだん規定値に近い数値になっていきます。
ちょっとギリギリ過ぎ???
ほぼ誤差なしのいい数値になりました。
この後 もう一度Self-Learningを実行して試乗したところかなりシフトに関しては改善されました。やはり規定値などの情報を確保して使用しないとテスターの性能が発揮できません。
自分自身も非常に勉強になりました。今後当社のユーザー様にフィードバックできそうです。
アルファロメオ Alfa-Romeo 147 156 JTS ZAR932 GH-932AXA
ZAR937 GH-937AB
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