Life in the Lone Star State -148ページ目

PLI (Practicing Law Institute)

今日は、こちらの法律関係のお話を少し。


アメリカにはPLI(Practicing Law Institute)という非営利の機関があります。

(サイトはこちら→http://www.pli.edu/


これは何かというと、法律の実務家、主に弁護士を対象とした教育プログラムを提供してくれる機関なのです。各分野の専門家が講義形式で授業を行い、それをオンラインで受講できるというシステムのようです。毎週新しい講義が数十単位でアップされ、その中から自分の専門分野に関係する講義を中心にチェックして、興味があるものだけその場で受講ができるので非常に便利です。私が勤務している職場もPLIの会員になっているおり、職場から閲覧することが可能なようなので、暇な時間に(今はほとんど暇な時間なので)試しに受講してみようと思います。


アメリカは、このPLIに限らず、West Law、LEXISによる法律情報検索サービスや法律関係の雑誌等、法律実務家の利用できるツールが日本に比べて圧倒的に充実している印象を受けます。それだけ弁護士の数が多くてマーケットとしても成立するからというのも一因なんでしょうね。


日本では類似する法律実務化向けに特化した教育機関というものは、私が知る限り存在しません。近いものでは金融財務研究会や商事法務主催によるセミナーがありますが、あとは各弁護士会が主催するセミナーや講演、内輪の勉強会程度で、基本的には先輩弁護士に聞いたり、自分で六法と解説書、参考書などを読んで勉強しているというのが実情だと思います。


これからの時代は、ますます社会の変化のスピードが速くなり、それに伴う新法制定、法律改正もますます増えることでしょう。それに対応できる弁護士だけがマーケットで生き残れる弁護士ということになっていくと思います。そうなると、なかなか独学で学ぶというのも難しく、詳しい専門家の講義を通して学びたいという需要も増えていくのではないかと思います。


日本でも今後、誰もが一流の法律家の講義をオンラインで受講できるようなサービスを提供してくれる機関や団体が出てきてくれればいいなと個人的にも思います。(誰もが自発的に勉強して常に高いレベルを保つのが理想的なんでしょうけど、仕事をしながら勉強をするというのは経験上、とても大変なことです。。)


これから弁護士の数が増えていけば、将来的には日本でもビジネスとして成立するのではないかと思いますので、どなたかビジネスの得意な方よろしくお願いします。(笑)


では今日はこの辺で。