No Flying??? -6ページ目

No Flying???

N.Flyingの妄想やら萌えポイント語りやら。




その翌日、俺は熱を出した。



昨日眠かったのは、風邪で怠かったからか……



昨日のことを思い起こす。




冷静になってみると、昨日拒まなかった自分が怖くなる。



いや拒むもなにも、何もなかったけど。




普通に女の子としか付き合ったことないし、好きになったこともない。



なのにどうしてあんなに…



あんなに自然と馴染んだんだろう




今思い返せば、グァンジンの気持ちはいつでも気付くことができたし、



もっと早めに距離を置くこともできた




なのに____________




考えるだけで、苦しくなった



できることなら、今は、グァンジンのことは考えなくなかった



しばらく置いておきたい




不幸中の幸い、風邪は悪化し学校を2日休んだ。


いつもなら、「風邪引いた?大丈夫?」なんてメールが来るけど、



さすがに今回は来なかった。





その次の日から長期休みが始まり、グァンジンと会うことはしばらくなくなった。




そして、その長期休みが終わる3日前に、突然電話が来た。



画面には、グァンジンからと表示されている。




出ようとして、戸惑う




持ちかけたケータイを、またテーブルの上に置いた。




______全く連絡せずの一ヶ月




今どんな思いで連絡して来てるんだろう



今出なければ、もう距離は開いたままな気がする



でも、出る勇気なんかない








本気で、ひたすら、怖かったんだよ


……堕ちてく自分のことが。







応答を待つあいつの顔を想像しようとしてやめた




しばらくすると、音が止まった


 







さっきまで張りに張っていた気が抜け、その場に座り込む。




グラスに入ったミネラルウォーターが目に入る。




グラスを滑り落ちていく水滴を見て、



しばらく思考回路を止めた






ふと、ぼーっとした頭で、ケータイを手に取ってみる。





虚ろな目で俺は、

ケータイをグラスの中に落とした






















「ヒョプどこ行くの?」




玄関へ向かう俺にふと母さんが声を掛ける。






「…………ケータイ、買い換えてくるわ」















あいつに新しいアドレスは教えなかった。