No Flying??? -5ページ目

No Flying???

N.Flyingの妄想やら萌えポイント語りやら。





それから、学校が始まっても俺たちが話すことはなかった。



目が合えばそらした。


友達との会話であいつの話題が出れば席を外した。




もうどうすればいいか分からなくなってた




とにかくもっと距離を置きたかった






あからさまに、避けて



もっと俺を嫌いになって欲しかった





そしたら罪悪感もなく、避けていられるから





そんな身勝手な理由で、


俺たちは卒業しても言葉を交わすことはなかった。














「おい、ヒョプ?」  



店長に呼ばれ、ハッと回想から帰る。




俺は慌てて途中だったCD棚の整理を再開する。



「…じゃ俺行くから、頼んだぞ」


「え、もう行くんですか!世界一周!」



「俺は行動派だからな☆」


そうウインクしてくる店長に無責任だなーと冗談ぽく突っ込むと、



「だから頼れそうな店長代理連れて来たろ?」



なにも知らない店長が誇らしげに言う。



あいつの話題になると、喉が狭くなるように縮んで痛む



あの日から今も、ずっと







「……彼とは知り合いなんですか?」


「ああ、ダチの弟の?ダチ?とかそのへんの」


「そうなんすか……」


「じゃ、そろそろ俺行くから、仲良くしろよ」


「……下まで見送りますよ」







店長を見送ると、少し深めに息を吸って、仕事に戻る。



………仕事だし。




あいつもきっと声を掛けて来ないだろうし、とにかくもう3年も経ってる




時の流れで誤魔化してずるいかもしれないけど、





でもいつまでも意識してるのもおこがましいだろ




それに何より、今の俺にはフンがいるんだ




今のあいつにもきっと誰かがいるよ





今更、なにも変わらない、きっと






ちゃんとやろう






あいつとのことは忘れるんだ




このまま仕事を終え、フンと家へ帰ろう






気を取り直して、裏口に向かう。




するとドアの前でフンとグァンジンが何やら話していた。



あの2人がなんで……?



無意識に物影に隠れていた。





2人が話してると、なんとも居心地が悪い。




なんの話をしてるんだろう______






「……こんなとこにいたんだ」


「ごめんグァンジン……」


「謝る必要なんてないよフン」


「え…」


「………俺のうちにまた戻ってくれば、全て解決することじゃないか」





________グァンジンの家に……戻る……?





『……一緒に、住んでる人がいて』



そんなフンの昔の言葉がフラッシュバックする。





まさか……違うよな……?



だってそれ彼女じゃ……




『なんか…誘われるままっていうか、昔からなんか自分フラフラしてて、うちに来なよって言われたんで、一緒に住んでて、半年くらい前から』



記憶がどんどんフラッシュバックしていく。




付き合ってたのかと尋ねると


『正式にではないけど…まぁそんな感じです』


フンはそう答えてた。




________フンがその人を女の子と言ったことは1度もない____________







心臓が破裂しないかと言うほどに音を立てて耳に響く。




頭から血の気が引く。





フンが




グァンジンが






俺の知らないところで







そんな過去があったなんて