その晩、
チャフンを俺のベッドに寝かせて、俺はリビングのソファで寝ようとしたのに
チャフンがあまりにも申し訳ない、を連呼するのでチャフンをソファに寝かせた。
「チャフンこれからどうするの」
「……とりあえず帰ります」
「敬語になってる」
「あ、すいません」
「すいませんじゃない」
「ご、ごめん」
今日もバイト。
チャフンは休みなので一旦家に帰るらしい。
出来上がった朝食を皿に盛って、テーブルに運んだ。
チャフンは寝ぼけてソファに座ったままこっちを見た。
「うわ、料理できるんで……できるんだ」
「前にちょっとね、教えてもらったんだ。………じゃ、俺行くから」
「え、食べないんで…食べないの」
「もう時間ないし!チャフンそれ食べてちゃんと早く彼女と仲直りしに行けよ!」
「………」
「あと寝癖な!」
壮大なアート作品と化したその金髪を半笑いで指差すと、
チャフンは寝ぼけた手でその寝癖を探した。
「あ、鍵…」
「オートロックだから鍵かけなくて大丈夫!」
電車の中でも、店の中でも、
今日は一日中、昨日の夜したチャフンとした音楽話を思い出していた
なんか修学旅行みたいで楽しかった