「ん……」
目覚めて時計を見ると、7時。
今日のシフトは12時から。
まだ寝れる………
ガチャ
すると、フンが寝ぼけた顔で部屋に入ってきた。
フンを連れて帰ったあの日から、
まだ俺らにはちょっと気恥ずかしさが残ってる。
「お、おはよ」
と変な挨拶をすると、フンは黙って頷く。
「寒い……」
するとフンはガタガタと震え出した。
「あ、寒くてこっちの部屋きたのか」
「そう」
「暖房つけなよ」
「いやこっちがいい」
そう言って、もそもそと俺のベッドに潜り込んでくる。
「大胆だな、笑」
「もう遠慮する必要も気持ち隠す必要もないから」
「今までそんなに頑張ってたのか?隠すの」
「ヒョプちょっとその辺疎いからね。苦労した」
そう文句っぽく言いながら、
居心地のいい場所を探してまだもそもそと動いている。
「例えば?」
「……全体的にものすごくナチュラルに色々仕掛けてくる」
「何も仕掛けたつもりないよww」
「無意識だから尚更タチ悪い」
そう言って俺に背を向けるから、
ものっそい恥ずかしかったけど、
悪戯したくなって俺の方に抱き寄せてみた。
するとフンはきゅーっと小さくなって、
「ほら、またナチュラルに……天然タラシだわまじで」
「いや、今のは確信犯です」
そう言って外を向くフンの顔を覗き込むと、
キッと俺を睨んで
「うざい。」
そう言い放ち顔を逸らす。
追い打ちをかけるようにフンの首元に頭をうずめてみる。
「自分からもぐり込んできたくせに、チャフンさんツンデレ」
「うるさい、耳元で喋んなよ」
「こっち向きなよ」
「無理」
「俺に刃向かうのか?」
と悪戯げにフンをくすぐると、
くすぐる俺の手を掴んで全力で抵抗してきた。
そのまま俺の上にまたがる。
「ヒョプ調子に乗ってると…後でどうなっても知らないよ」
「怖いな~、でも主導権は俺が握ってるよ」
と、得意げな顔をして見せる。
するとフンは俺を見下ろし、方口角を上げた悪い顔で、
「………ヒョプって馬鹿だよね」
そう嘲笑を浮かべたかと思うと、そのまま________________
……この先はご想像にお任せします。
(しかし主導権はチャフンに握られてしまったのでした。)