に引き続き？（笑）、少し。
猪名川町立図書館でお借りして、
パラパラとめくらせて頂きました。
「なりたい自分」にあるシンプルなルール
2022年8月5日 第1刷発行
著者 福田萌子
発行所 株式会社幻冬舎
Rule３ 自分の機嫌をとる
自己肯定感と自己愛はなにが違う？
セルフラブもナルシシズムも、
「自分を愛する」という点では共通しています。
では、両者はどう違うのでしょうか。
セルフラブは「自己肯定感」、
ナルシシズムは「自己愛」と訳すと、
わかりやすいかもしれません。
このふたつは一見似ていますが、
まったく違う概念だと思います。
セルフラブを実現している人は、
この世のすべての人が特別な存在であり、
自分もそのなかの一人だと理解しています。
そして、人の価値は
すべて同等であることも知っています。
だから、自分以外の人にも敬意を持ち、
人の話も謙虚に聞けるし、
誠実に人と向き合うことができるでしょう。
自分を認めているからこそ、
本当の意味で、人を認められるのだと思います。
また、他人からの評価は
ひとつの意見として客観的に受け止められるので、
むやみに振り回されなくなります。
だからこそ自分が間違っていると気づいたときには、
素直に謝ることができます。
そして悩みを抱えたり心の問題が起きても、
自分でケアできます。
もちろん他者からの言葉も受け入れますし、
耳も貸すけれど、
最終的には時間をかけて自分でよく考え、
本当に必要なものごとや言葉は自分で見つけらるのです。
シンプルに言うと、
「人にどう思われたいか」ではなく、
「人にも自分にもやさしくありたい」という気持ちが、
セルフラブの基本であると考えています。
一方でナルシシズムは、
表面的に自分を愛してはいるけれど、
等身大の自分を見つめる強さがないため、
人からの評価を気にしがち。
その評価が低いと、相手を攻撃したり、
拒否したりもします。
また、人から拒絶されるのを恐れるからこそ、
開き直ったり、自分が傷つかないよう
わがままな解釈をしたりしてしまう。
それが、言葉やしぐさにも表れる気がします。
ナルシシズムは、
なにか心の問題が起きたときは、
「他人からほめられる」
「人から承認される」
「共感の言葉をもらう」
ことがお薬になります。
そのため、言葉がもらえるように振る舞い、
発言するとこが多くなります。
相手に投げかけるやさしい言葉は、
本当に相手のためを思って言っているのか。
「やさしい人」と思われたいがための、
一種の演技なのか。
相手に自分をよく見せようと放つ言葉と、
相手に気持ちを伝えようと思って発する言葉は
まったく違います。
ですから、心の耳、心の目を研ぎ澄ましたら、
違いにすぐ気づくはずです。
Rule４ “言葉”を味方につける
言葉にはその人の人間性が宿る
万人に好かれる必要はない
高校の古文で習った方もいるかもしれませんが、
『徒然草』に
「おぼしきこと言はぬは腹ふくるるわざなれば」
という一文があります。
意見を言わずに言葉を飲み込んでしまうと、
モヤモヤがたまってしまう、
という意味だと私は解釈しています。
自分の意思を伝えるためには、
嘘をつかず、本当に思っている自分の感情を、
話す相手に寄り添って言語化することが大切です。
ただ、思ったことをなんでも口に出して言うことと、
自分の意見を主張することはまったく違うので、
「思いやり・尊敬・尊重」の気持ち
を持って発言するのが大事だと思います。
「書く」ことで「なりたい自分」に近づく
オードリー・ヘップバーンの言葉にも
「美しい唇を手に入れたければ、
美しい言葉を発すること」
というものがあります。
昔の日本人は
「言霊」
といって、言葉に霊力が宿ると信じていたそうです。
ネガティブをポジティブに変換する方法は、
「何度も書き直す」。
「思いやりのない発言をする人は想像力が足りない」
「人を幸せにする言葉は、思いやりと想像力でできている」
「書く」
「少し時間を置いて読み直す」
「書き直す」、
その繰り返しで思考が整理され、
深まっていきます。
そして、言葉でそう思考すると、
自然と
「思いやりと他人への想像力」
がある人間へと変わることができるのです。
Rule９ 終わった恋から気づきを得る
「パートナーがいなくても幸せ」な自分になる
自分以外の誰かに、
「今、不幸な状態だから助けて」とか、
「私の不安やコンプレックスを引き取って」
と願ったとして、
根本的な解決にはなりません。
人に自分の幸せをゆだね、
幸せが与えられると期待しているうちは、
本当の意味で幸せになれないでしょう。
それより、
「自分で自分を幸せにする」ことが先です。
まず、
「パートナーがいなくても幸せ」な自分になる。
そして一人でいても十分に幸せでいられる人間が、
信頼でき、本当に合う相手と出会い、
パートナーになる。
それが、理想のパートナーシップだと今は考えています。
Rule10 終わった恋から気づきを得る
愛と感謝の気持ちを忘れない
愛と感謝の気持ちを忘れずに日常を過ごし、
丁寧に暮らすと、人生が豊かになり、
幸福感も増していくはずです。
だから私はいつも、自分にこう語りかけています。
「どんなときにも、愛と感謝を忘れずに」
Rule11 自然のパワーをわけていただく
ありのままの自分を包んでもらう
自然は
「生きているだけですばらしい」
と教えてくれます。
そして、私たちも
自然の一部であるという感覚
を呼び戻してくれるのです。
スポーツを始めてから、
「帰る場所は自然の中だ」
と気づきました。
人としての、もっと言えば
動物としての本質
に戻っていった気がしたのです。
私の場合、自然の中に身を置く習慣
が生まれたおかげで、
心と身体を喜ばせる方法も見つけられたし、
よりシンプルに生きる楽しさ
を感じられるようになりました。
そのことが結果的に、
「ありのままの私でいい」
という感覚を養ってくれた気がします。
それでは皆様、本日も
楽しくお過ごし下さい。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
良かったら「いいね」、「フォロー」
よろしくお願いいたします。
猪名川町・三田・川西・宝塚・伊丹のゴルフレッスン
は、
「誰もが気軽にゴルフを楽しめるように」
真心を込めて、サポートさせていただきます。