もう映画を観てから2週間も経ってしまいましたが

今日は映画〈ドリーム〉の感想を書きたいと思います。

(私的には星☆☆☆)

(あらすじ)
1960年代初頭、旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争での劣勢を覆すため、

「宇宙飛行士ジョン・グレンを宇宙空間に送り出し無事に帰還させる」という合衆国の威信をかけた一大事業に尽力し、

NASAの頭脳として最も重要な役割を担った3人の女性、キャサリン・ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、ドロシー・ヴォ―ン(オクタヴィア・スペンサー)、メアリー・ジャクソン(ジャネール・モネイ)。

大きな功績を残しながらも近年までほとんど語られなかった驚くべきこの3人の先駆者たちの物語は、

性別や人種、世代を超え、すべての世代を大きな夢へと導いた感動の実話。(Filmarksからお借りしました)


舞台はアメリカのNASA、そして主人公達は3人の天才黒人女性。

私たち観客はもうここで興味津々です。

天才と言っても並の天才じゃない、キャサリンが無茶無茶難しそうな地球周回軌道飛行の計算を黒板にすらすらと解いていく様は、小気味よくて、あっけにとられるくらいすごい。


単なる計算係だったキャサリンですが、黒人女性として初めてハリソン(ケビン・コスナー)率いる宇宙特別研究本部に配属されます。

しかしそこは白人男性ばかりでしょっぱなから、キャサリンを寄せ付けない雰囲気。

おまけにトイレが白人用、有色人種用、と分けられていた時代、キャサリンは用を足すためにオフィスから何十分もかけて離れたトイレに通わなければならなかった。


人種差別を描いていると言ってもサクセスストーリーとしての側面もあるのでこの映画はどんどん楽しい気持ちになるくらい終始明るい。

キャサリンの上司ハリソン(ケビン・コスナー)は、『気難しい』と言われている割にはキャサリンの才能を高く認めて物分かりがよく

遠くのトイレに通うキャサリンが涙で事情を訴えると、有色人種のトイレ、というプレートをハンマーでぶち壊しに行き

「さぁ、これでもう白人も有色人種もない、誰でも職場の近くのトイレを使えばいい。」とカッコよく言い放ちます。


途中映画を観ながら、う~ん、この感じは何だろう?そう!むかーしむかーしに見たアメリカのTVドラマ〈パパは何でも知っている〉と同じだ、と思ったのでした。

明るく強くたくましい物分かりのいいパパ、まるでアメリカ自体がそうであるかのような、そんな感じのストーリーと雰囲気。


3人の黒人女性に何かしら困難が起こっても、場面が変わったら解決、みたいな部分はNHKの朝ドラみたいでもあります。


旧ソ連との熾烈な宇宙開発競争事情もよく分かるし、歴史の勉強にもなるし、何の心のわだかまりも持たずにすんなりと楽しく見ることが出来る

でも、深い感動と芸術性は??と言った感じの映画です。


それにしても久々に見たケビン.コスナー、年は取られましたが役者としての魅力は相変わらずで素敵でした!彼の魅力があってこその☆三つでございます

実際のTV映像が流れてジョン.F.ケネディが「この宇宙開発を世界の平和のために役立てよう。」と演説していましたが

心がひねくれているわたくしめは「ホンマかいな。」と思ったのでありました。

あかん!もっと心を美しく保たなければ可愛いおばあちゃんになれない、ですね。




向かって右からドロシー・ヴォ―ン(オクタヴィア・スペンサー)、キャサリン・ジョンソン(タラジ・P・ヘンソン)、メアリー・ジャクソン(ジャネール・モネイ)
ジャネール.モネイさんは美人でしたよ。


すごい!スラスラっと解く。




アンタッチャブル、また観たいな。


ご主人を亡くしているキャサリンに新しい恋が。