ブログを休んでいた間に、再びカテーテルの手術を受けてきました。(1度目の手術記事)
9月の検診で少量の出血が見つかり、もう一度手術しましょうと言う事になったのです。
2度目なので要領も分かっているし、自分では淡々と手術を受けるつもりだったのに
手術台に上がった途端、歯の根が合わないとはこのことを言うのか、と言うくらい震えが来てしまいました。
「かっこ悪いから止めたい」と思っても自分ではコントロール出来なくて
ガタガタ震えながら2時間半(今回はまだ短かった)がんばりました。
またその後、7時間点滴を受けながらじっとしていなくては行けなくてそれも辛かったです。
我が母は、脳内出血で倒れて19年間半身不随の寝たきり、どんなに過酷で苦しかったかと思うと胸が痛みました。
今更ながらそれでも優しく明るかった母をすごい人だと思いました。
**********
さて、3日くらい長い自由時間があるしと思って久々に本を買ってベッドで読書しました。
朝井まかてさんの『恋歌』、直木賞を取られた時から読んで見たいと思っていたので。
朝井まかてさんの小説で初めて読んだのは『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記 』
江戸時代の種苗屋を題材にしたこの小説は、とにかくストーリーが面白くて文章もキラキラと華やかでデビュー作とは思えないくらい読み応えのある本でした。
種苗屋なので、様々な植物が出てきてその説明や様子を読むのも楽しくはまりました。
(その前に、梶よう子さんの『一朝の夢』(朝顔を育てるのが生きがいの優しい同心の話、しかし次第に彼は大きな政情の波に飲み込まれていく事になる)を読み
地味ながら細やかな情感あふれる文章に感動し、またいろいろな朝顔の様子もこれまた楽しく、一気読みした)
それでまた植物を題材にした江戸物を読みたいと探して行くうちに、まかてさんを知ったのです。
植物が好きな方は、これらの植物を扱った作品はお薦めです、楽しいです。
では、今から軽くレビューを書きますが、感動した方やこれから読むつもりの方は絶対に読まないでください、あまりほめていません。
先ず恋歌がどんなストーリーかの説明を
樋口一葉の歌の師匠として知られ、明治の世に歌塾「萩の舎」を主宰していた中島歌子を、題材にしています。
大きな江戸の宿屋の一人娘であった歌子が、幕末、水戸藩の天狗党に在籍していた林忠左衛門に恋をし思いを遂げて嫁ぐのですが
尊皇攘夷の急先鋒だった天狗党の暴走から、弾圧される中で、歌子も夫と引き離され、自らも投獄され、過酷な運命に翻弄されながらも
歌に情熱を傾け、静かに世を去るまでのことが書かれています。
直木賞も取られたので、すごく期待してしまったのも良くなかったのか
正直、私はそんなに面白いとは思いませんでした。
実在の人物を取り上げたのは、初めてと言う事もあったのか
歴史が語られるのに難しい言葉が多用され、文章が固くて読みづらく、登場人物もあまり魅力がなくて、歌子に感情移入することが出来なかったです。
唯一、歌子の恋を応援し実家からついてきてくれた爺や(名前を忘れました)だけは、印象に残っています。
爺やが、天狗党の乱に参加したくだりは涙があふれました。
と、まぁ私の評価はこんなもんですが、ほとんどの皆さん大絶賛。
高評価の嵐。
何処に重きを置いて読むかと言う事によっても評価は分かれると思うので
幕末の歴史の一部を知りたいと思う方はチャレンジしてみてください、非常に知的で重みのある読み物であると思われるかもしれません。
これで、読書熱に火が付きアマゾンで3冊ほど購入しました。
時をかけるゆとり (文春文庫)
朝井りょう
ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)
姫野 カオルコ
夢の花、咲く (文春文庫)
梶よう子
当分読書三昧かな?いや、仕事(トールペイント)しなさいよ、、、
追記
実は、入院中もう一冊、宇江佐 真理さんの『夕映え』(こちらも幕末)を読み、登場人物が非常に生き生きとして物語もとてもうまく作ってあって引き込まれて一気読みしたので
違うものも読んで見ようと思っていたところ
今朝の新聞に、亡くなられた記事が載っていたので驚きました。
才能のある方だったしまだお若かかったので
きっともっと書きたいことがありだったのではと思うと、残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
9月の検診で少量の出血が見つかり、もう一度手術しましょうと言う事になったのです。
2度目なので要領も分かっているし、自分では淡々と手術を受けるつもりだったのに
手術台に上がった途端、歯の根が合わないとはこのことを言うのか、と言うくらい震えが来てしまいました。
「かっこ悪いから止めたい」と思っても自分ではコントロール出来なくて
ガタガタ震えながら2時間半(今回はまだ短かった)がんばりました。
またその後、7時間点滴を受けながらじっとしていなくては行けなくてそれも辛かったです。
我が母は、脳内出血で倒れて19年間半身不随の寝たきり、どんなに過酷で苦しかったかと思うと胸が痛みました。
今更ながらそれでも優しく明るかった母をすごい人だと思いました。
**********
さて、3日くらい長い自由時間があるしと思って久々に本を買ってベッドで読書しました。
朝井まかてさんの『恋歌』、直木賞を取られた時から読んで見たいと思っていたので。
朝井まかてさんの小説で初めて読んだのは『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記 』
江戸時代の種苗屋を題材にしたこの小説は、とにかくストーリーが面白くて文章もキラキラと華やかでデビュー作とは思えないくらい読み応えのある本でした。
種苗屋なので、様々な植物が出てきてその説明や様子を読むのも楽しくはまりました。
(その前に、梶よう子さんの『一朝の夢』(朝顔を育てるのが生きがいの優しい同心の話、しかし次第に彼は大きな政情の波に飲み込まれていく事になる)を読み
地味ながら細やかな情感あふれる文章に感動し、またいろいろな朝顔の様子もこれまた楽しく、一気読みした)
それでまた植物を題材にした江戸物を読みたいと探して行くうちに、まかてさんを知ったのです。
植物が好きな方は、これらの植物を扱った作品はお薦めです、楽しいです。
では、今から軽くレビューを書きますが、感動した方やこれから読むつもりの方は絶対に読まないでください、あまりほめていません。
先ず恋歌がどんなストーリーかの説明を
樋口一葉の歌の師匠として知られ、明治の世に歌塾「萩の舎」を主宰していた中島歌子を、題材にしています。
大きな江戸の宿屋の一人娘であった歌子が、幕末、水戸藩の天狗党に在籍していた林忠左衛門に恋をし思いを遂げて嫁ぐのですが
尊皇攘夷の急先鋒だった天狗党の暴走から、弾圧される中で、歌子も夫と引き離され、自らも投獄され、過酷な運命に翻弄されながらも
歌に情熱を傾け、静かに世を去るまでのことが書かれています。
直木賞も取られたので、すごく期待してしまったのも良くなかったのか
正直、私はそんなに面白いとは思いませんでした。
実在の人物を取り上げたのは、初めてと言う事もあったのか
歴史が語られるのに難しい言葉が多用され、文章が固くて読みづらく、登場人物もあまり魅力がなくて、歌子に感情移入することが出来なかったです。
唯一、歌子の恋を応援し実家からついてきてくれた爺や(名前を忘れました)だけは、印象に残っています。
爺やが、天狗党の乱に参加したくだりは涙があふれました。
と、まぁ私の評価はこんなもんですが、ほとんどの皆さん大絶賛。
高評価の嵐。
何処に重きを置いて読むかと言う事によっても評価は分かれると思うので
幕末の歴史の一部を知りたいと思う方はチャレンジしてみてください、非常に知的で重みのある読み物であると思われるかもしれません。
これで、読書熱に火が付きアマゾンで3冊ほど購入しました。
時をかけるゆとり (文春文庫)
朝井りょう
ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)
姫野 カオルコ
夢の花、咲く (文春文庫)
梶よう子
当分読書三昧かな?いや、仕事(トールペイント)しなさいよ、、、
追記
実は、入院中もう一冊、宇江佐 真理さんの『夕映え』(こちらも幕末)を読み、登場人物が非常に生き生きとして物語もとてもうまく作ってあって引き込まれて一気読みしたので
違うものも読んで見ようと思っていたところ
今朝の新聞に、亡くなられた記事が載っていたので驚きました。
才能のある方だったしまだお若かかったので
きっともっと書きたいことがありだったのではと思うと、残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
