週末はU15が約1ヶ月ぶりに揃って公式戦が開催されましたサッカー


今回は、土曜日に行われた東海リーグのレポートです。


今節のお相手は刈谷JYさん。



前期節は惜敗しているので、リベンジに燃えるはず炎


結果はいかに。。



前半の入りはかなり良い立ち上がり。


相手を押し込み、チャンスをつくる。


前半2分、スローインの流れからバイタルにこぼれたボールをkantaがコントロールして振り抜く。


ドライブ回転がかかったボールはGKの頭上を超えてゴールに吸い込まれる。


1-0


流れを結果に結びつける素晴らしいゴールだった!


その後も、押し込み、追加点を取れそうな場面が続く。



相手も当然、必死に凌いでくる。


10分過ぎ、相手の1本目のCK


流れがチャラになるプレーがセットプレーと私たちは定義づけている。


チーム立ち上げから口酸っぱく伝えてきた。


映像を見る限り、まだまだ分かっていない選手が多い。


立ち方、ステップ、動作、集中力、気迫、責任感


「準備不足」


準備が悪いところにボールが入り、決められる。


1-1


また相手に流れを渡してしまうプレー


前節の藤枝東戦と同じ。


そして、取られると弱いのがこの学年


リバウンドメンタリティは全くない。


逆境を跳ね返そうとするパワーのある選手がいないのだ。


まだ振り出しに戻っただけなのに、メンタリティは分かりやすく下がる。


特にDF陣が積極的なプレーが減り、人に任せるようになる。


そんな場面が見えた2失点目は20分過ぎ。


相手⑨の背後へのランニングカバーについていけず、GKのタイミングもうまく外さされゴールに吸い込まれる。


中盤のフィジカルコンタクトからのボールロスト→ボール状況認知の怠りで背後取られる→ランニング認知で先手カバーリングを怠る→GKの構え、反応


ミスが重なり失点。


ミスはある。


これをカバーし合うことで防ぐことができるのがチームスポーツ。



しかし、他責の選手が多いため防ぎきれない。


「俺が絶対に防ぐ!!」


こういう選手がいないのだ。


この失点の直後に飲水タイム。


タイミングもすこぶる悪い。

少し我慢できれば、また流れを変えられたのに。。


ハーフタイムはまたメンタル的な話を中心にせざるを得なかった。


ベンチに帰ってくると、選手たちはあーだこーだと話をする。


その内容は自分に向けている話は少なく、人のせいにばかりしている。


自分と向き合い、自分の心に火をつけることができる選手は残念ながらまだいない。


毎年、前期節が終わった頃には経験から「自立」した選手が出てくるものだが、今年はまだまだなのかな。。


言われてからじゃないとやらない。

まだこれならいい。


今日の彼らは

言われてもできない

やろうとしない

ことが問題で、非常に残念だった。


相手に対して臆病になっているように見えた。



後半は、途中交代で入ったフレッシュな選手は躍動したが、得点を奪うには至らず。


ゴール前のFK、CKなど

同点にできそうな流れはあったが、決定的な場面で技術のミスがある。


これでは、相手はラッキーだ。


そして、アディショナルタイムで3失点目を喫す。


この失点からチーム一人ひとりが何を考えなければいけないのか。


非常にメッセージ性の強い失点だと思う。


「チームスポーツとは?」


応援してくれる仲間、家族がいる

試合に出場していない仲間がいる

応援にわざわざ駆けつけてくれる後輩たちもいる


一人ひとりがいま一度、この問いに真摯に向き合わなければならない。


私自身も、さらに深いところまで選手たち一人ひとりと向き合わなければならないと感じた。


リーグ戦は続くが、もう2/3が消化した。

そして、クラブユース選手権東海大会が始まる。


公式戦を通じて、少しでも逞しい人間になって欲しい。


サッカーは自分自身を成長させてくれるスポーツだ。


自分自身に矢印を向け、変わる努力をしていこう。




「高円宮杯JFAU-15サッカーリーグ2024東海」

第12節

6月1日@フットボールセンター愛西

vs 刈谷JY

前半 1-2

後半 0-1

total 1-3