少し前の試合を振り返ります。


2週間前に行われたU13東海リーグ後期第1節サッカー



お相手はジュビロ磐田さん。


前期開幕戦では勝利することができた相手。


結果はいかに。。


流石にJ下部相手に連勝とはいかず、、



でも惜しかったなー笑い泣き


残り5分で追いつかれ、悔しいドローとなりました。


先制ゴールはsoraの見事な裏抜けからGKとの1対1を冷静に沈めるゴール。


前半は少ないチャンスながらしっかりと決めきれた事が大きかった。



後半は相手もスピードのある選手を投入し直線的にゴールへ襲いかかる。


相手の攻撃が直線的になったことでこちらもインターセプトで引っ掛けるシーンが増えてショートカウンターによるチャンスが多くなる。



右サイドからの侵入が増えて、クロスによるチャンスが増えるも決めきれない。


右から崩して中央を経由。

最後は左サイドのikuが冷静にシュートするも惜しくもポスト。。


これが後半のハイライトシーンだった。

崩しは上手だったが、惜しいではやはりダメなのがこの東海リーグ。



そして一瞬の隙をつかれる。


ボールロストから左サイドに流れたFWに入る。

一瞬CB toutaが対応に迷った。


相手のスピードに乗った攻撃でこちらの守備陣形が崩れたところをクロスからドンピシャのヘディングで警戒していた選手に決められた。


打点の高い素晴らしいゴールだった。


GK、DF陣も悔しい表情を見せる。



そのまま試合が終了し、悔しいドローとなった。


嬉しかったのはここから。


toutaがベンチに帰って来るや否や「あの時の対応どうすれば良かったですか?」


ベンチ外選手に撮ってもらっていた映像をDF陣達とその場で一緒に振り返った。


選手「あー、、やっぱりポジションミスだー」


私「クロスのシーンを見れば確かにそうだな」

「でもこのシーンの2つ前の対応、クロスに持ち込まれるまでに防げたかも?」


選手「あー、、ここ行った方が良かったですかねー?」


私「難しい判断だけど、クロスを上げさせない対応の方が良かったかも」

「そして、ボランチをスプリントで帰陣させる」


選手「なるほど!」


そんな振り返りを試合終了後、すぐに選手たちと行った。


正直、私はこの子達、凄いなと思った。


試合終了後は感情が優先され、中々すぐに冷静になれることは少ない。


まだまだ未熟な監督の私もすぐに冷静にはなれませんアセアセ(笑)


ピッチ上で戦っている選手なら気持ちがより昂っているし、こういう悔しいゲーム展開なら尚更だ。


でも彼らはすぐに分析、改善しようという思考になり意見を求めてきた。


結果を直ぐに受け止め、内容に目を向けようとする姿勢が素晴らしいと思った。


もちろんこの行動は「悔しい」という感情から引き起こされているもの。


そして、「もっと上手くなりたい!」というモチベーションが原動力となっている。


心理学用語で言うところの

【内発的動機付け】


しっかりと13歳の選手たちにも浸透しているようだ。


悔しいドローだったけど、勝ち以上に価値のあるものを得た試合となりました。