先日、あるブログを見ていたらインパクトある文章が飛び込んできた。
ブログの発信者は某強豪高校サッカーの関係者。
これまでに世に出したJリーガーは100名近くになるだろうか。
「育成」という観点にこだわった指導で「結果」も出しているチームである。
私も「育成」について参考にしているチームのひとつ。
そんなチームがサッカーの中身というよりは人間形成に関することを発信していたので目に留まった。
以下抜粋
毎日、親にお弁当はじめ、様々な協力を自分でお願いするのが己の夢持つ挑戦者の掟だ。
当たり前の事。
自分のためにしてもらうお願いすることは人として「常識」の前に来る問題。
車の乗り降りで親にありがとうとも言わない、運転する横で居眠りやスマホいじる未熟者には挑戦なんてとてもできない。
「幼稚な親がかりのおけいこ事はよそでやれ!」
とカミナリが落ちた。
原因は親にもある。
親こそが、「彼の挑戦」にはきっぱり熟慮し線を引くことが必要だ。
その日のためにも
小学校高学年からの、自立のしつけが不可欠だ。
そういうもろもろは、幼少からの家庭のしつけがあってのことだ。
そこに横たわるものがある。
家庭で親が【子育て五ヶ条】が貫かれていないなら子が育つには厳しい。
そして、幼少の時から
【家庭の四つのしつけ】ができていないならもっと厳しい。
これが自戒と15年間、15歳の可能性を見続けると、
そこのところ…よくわかる。
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まず、親としての【子育て五カ条】だ。
子育て五ヶ条
一、子供に期待をかけるな。
一、叱る時は厳しく。
一、子供の意志を尊重せよ。
一、なぜかを考えさせよ。
一、社会に出たらつき放せ。
今一つ。
【家庭のしつけ四原則】・森信三
一、挨拶をする。
一、返事はハイとはっきり元気に。
一、靴は揃える。靴箱に入れる。
一、立ったら椅子を入れる。
「これだけ?と思われるかもしれません。振りかえってみると、この四つのことさえ十分にしつけられていないことも多いのではないですか?まずはこの四つをしっかりしつけようと集中することが大切です」
「挨拶」
これは人間生活の基本、人と人とのつながり、コミュニケーションのきっかけ。
挨拶がしっかり元気にできる、これが基本中の基本。
「返事」
人の話を聞く、人の呼びかけにはっきり答える。挨拶とともに大切な態度。
「なに?」「はぁ?」はあいさつではありません。
「靴を揃える…」
靴を脱ぐ、はくというのは内と外のけじめ。けじめを身につける。
「立ったら椅子を入れる」
立つ、座るの切り替え。このことで「動」と「静」の気持ちのけじめをつける。
事を成す子を育てる親になりましょう。
上手いだけの選手ではなく周りに認められる良い選手に。
育成の神髄はここなんだと。
サッカー選手の前にひとりの人間としての価値はどうなのか?
そんなメッセージを感じた文章だった。