囲うことはしたくない… | 中西ふじよオフィシャルブログ

中西ふじよオフィシャルブログ

~ 心・技・体で未来につながる架け橋 ~

障がいをもっている方達を、囲う事は、私はしたくないんです。

教員をしていた時も、特別支援学級の生徒も、私たちにとって、同じ学校の…同じ学年の…同じクラスの大切な生徒と言う意識で接してきました。

特別支援学級

特別支援学校

どこに在籍していても、卒業後は、多くの社会人と関わります。

先日、最寄りの駅で、エンジェルが、大きな声を発し、エレベーターの前に立ち、携帯をいじっていました。

エレベーターの乗降者にはとても迷惑になる位置でした。

でも、どなたも声をかける事なく、身をずらしながらエレベーターに乗り降りされていました。

『言ってもわからない』って思われたのかも知れません。

私も知らないエンジェルなら声をかけたかどうか…

「○○さん、そこには立ちません。ホームでは大きな声で叫びません。」と声をかけ、移動するように促しました。

そんな時思うんです。

もっともっと、みんなに知って欲しい。

繋がって欲しい。

そして、自然に声をかけあえる関係を…と。

エンジェル達は、エンジェルだけで暮らす事はできません。

誰かのサポートが必要な人が多いです。

でも、できる事もたくさんあります。

できることを伸ばしてあげるサポートや指導もたくさんあります。

プールでの活動を通して、社会の中での挨拶や礼儀やマナーを一緒に確認しています。

少しずつ少しずつ…出来る様になりますし、周りの人の態度にも変化が…

声もたくさんかけてくださいます。

出て行くことの大切さを感じます。

家族ではできないこと…私やLOVE TOYOTAの活動としてなら出来ることがあるはずです。

原点に戻って…考え直します。

決して囲うのではなく…