生老病死 | 中西ふじよオフィシャルブログ

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~ 心・技・体で未来につながる架け橋 ~

説法会でのご住職のお話し。


私・・・・一番心に沁みました。


御自分のお身内のお話しをされました。


末期がん・・・・。


先日、お見舞いに行かれた時に、「生まれる。老いる。病気になり、やがては死んでいく。」とお身内の方がおっしゃったそうです。そして、「死にたくない」とも・・・。


病室での時間。


ご本人はいつもそんな言葉が巡っているのでしょう。そして、見守るお身内の方は複雑な思いで・・・。


ご住職が、病室から帰ろうとした時「ありがとう」って言う言葉をかけてくださったそうです。


ご住職・・・・


「ありがとう」・・・・・最後にこの言葉が言える人生を送りたいって。


ありがとうと言う言葉を残して来世に行きたいとも・・・。



生まれてきた命は、必ず尽きます。


病気


事故


など・・・・。


来世があるかどうかは分かりませんが、それでも多くの「ありがとう」を伝えたいですし、残したいです。


ご住職と出会った時「ありがとうは魔法の言葉」と発して下さいました。いつも私が伝えている言葉と同じだったことに共感を覚え、毎月、足を運ばせてもらっています。


この出会いに感謝すると共に・・・・今日のご住職の瞳がいつもより寂しそうだったことを、私は忘れないでしょう。


そして、その瞳から・・・・命の大切さや、感謝の心の大切さを教えていただいた気がします。


命、何よりも重いです。


だからこそ、その大切さを伝えていかなければなりません。


そんなことを強く感じながら帰ってきました。