学年通信（一部抜粋） 平成２１年４月１７日号
水曜日と金曜日の二日間、１年生が部活体験を行います。部活動は学校生活において楽しみのひとつでもあります。“どんな部活があるのかな？”“どういう練習をするのかな？”“先輩はやさしくしてくれるかな？”あなたたちが１年生の時、こんな不安を胸に抱えていました。そして、今、最上級生として新しい後輩を迎え入れる立場になりました。
水曜日の体験入部では、顔を真っ赤にし、辛そうな顔をしながらも、グラウンドを一生懸命走っている１年生の姿がありました。それでも、「ファイト！」と声をかけると元気よく「はい！」と返事を返してくれました。とてもさわやかな返事を返すことのできる１年生が多く、びっくりするほどでした。
後輩たちに尊敬される人になりたいですね。運動部では、誰もが選手になれるわけではありません。一生懸命に練習しても選手になることができず、時には悔し涙を流すこともあります。しかし、一生懸命に取り組んでいる姿を、誰かが見ています。そして、認めてくれています。選手も補欠も関係ないのです。仲間としての絆が生まれていれば、喜びを共に味わうことができるようになります。そんな、絆が生まれている部活では、下級生も安心して参加することができるでしょう。３年生として、そういう部活動を目指していきましょう！！
中学校生活において、部活動はとても大きな存在を占めています。また、部活動では技術を学ぶだけでなく、上下関係・仲間とのつながりのなかで人としての在り方を学ぶこともできます。
この学年の生徒たちも部活動での人間関係に悩みながらも、2年間を乗り越えてきました。自分の体験を活かし、より良い部活動を作り上げて欲しいと願っていました。
基本は、『自分がされて嫌なこは、他人にはしない。いつも思いやりの心を大切に・・・』でした。