部屋を借りるときの初期費用って結構掛かりますよね。
敷金礼金、前家賃、手数料、保険料、その上保証会社の保証料までかかる場合もあります。
また、入居審査ということで、年収基準があったり、収入証明を提出したり、在籍確認の電話がいったりと、部屋を借りるときに結構うるさいことをいわれるな、ということもあるでしょう。
そうです。
賃料の滞納が多いからです。
敷金のトラブルよりも以前から、頻繁に起こっている問題かもしれません。
先日小職にご相談が来た話は、ワンルームの女性の一人暮らしです。
もともと賃料の振込もばらつきがあった人のようですが、少しずつぽろぽろと払うも、たまった家賃は1年分以上!
大家さんも管理者も黙っていたわけではありません。
居留守も多く、郵便や通知も受け取らない、出ていくという話もなんだかんだと言い訳をしてズルズル。
親の連帯保証人もまるで人ごと。
行政書士の職務を超えてます。
ただちに訴訟を起こして強制執行も想定して、粛々と明け渡しを進めるようアドバイスしました。
後方支援をさせていただきます。
横着な入居者ですね!
我が国では自力救済を法で禁じています。
たとえ殺人者でも、遺族が敵討をすることは許されません。
ひどい入居者でも勝手に鍵を変えて荷物を出したりしたらこちらが犯罪者です。
また、賃貸借契約書に、1ヶ月たりとも滞納した時は催告なく直ちに契約を解除できる、と書いてあっても認められません。
賃貸借解除の要件とされる信頼関係の破綻と言えるには数ヶ月が必要です。
強制執行までして、また部屋に新しい入居者が入ってくるまで、大家さんは一体どれほどの財産的損失をこうむるのでしょう。
願わくば、できる限り速やかに原告勝訴の判決が出てほしいものです。
大家と店子は、持つ者と持たざる者、強者と弱者であるとは限りません。
悪質な相手からの司法救済がもっと簡易であればな、と思います。
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