『血のバレンタイン』
(1981年/カナダ映画)
監督:ジョージ・ミハルカ
主演:ポール・ケルマン
ガスマスク姿でツルハシを振り回し
人々を惨殺する炭坑夫出身の
殺人鬼ハリー・ウォーデン。
バレンタイン・デーにお祭り騒ぎをすると
彼の呪いが降り掛かるカナダ産
80'sスラッシャーの代表作。
公開当時はサウンドトラックの
発売はなく、CD全盛のサントラブームに
入ってからも一向にCD化されず
今の今までマスター音源が
現存しないのでは?と噂されていた
通称「血バレ」ですが、この度めでたく
アナログ専門のサントラメーカー
Waxworkレコーズより初音源化されました!
昨年末、血バレが遂にサントラ化されるとの
メーカーアナウンスがあり、いつ出るか?
明日か?なんて首を長くして待っていたら
ようやっとリリース情報が飛び込んで
きまして、メーカーサイトへ速攻オーダーを掛けました。約3週間ほど経った先日、
我が家にガスマスク殺人鬼が襲来!
そーっとそーっと封を開けてみると、
これまたお洒落なジャケデザインで
心臓を鷲掴み!
既存のジャケアートではなく、
このサントラ用に描き起こされたイラストです。
ただのガスマスクじゃないか!
いや待て、あら?ハートの血糊が!
シュリンクに貼られたシール。
これまでどのメディアでも未商品化、
オリジナルマスターテープから製作、などなど
アナログ盤をプッシュするフレーズが並んでます。
シュリンクを剥がした状態。
海外はBlu-rayやサントラどれも独自のイラストを
採用しているので特段中身に思い入れがなくても
手に入れたくなる魅力が。沼だ、底なしの。。
ジャケ裏面。
こちらは漫画タッチで可愛いのかな?と思いきや
暗雲立ち込める空をバックにハートマークが
まさかのガスマスクのホース!
コダワリが強すぎる!!怖すぎる。
曲目
見開き式ジャケットにはハリーが戻って来た!の
新聞見出しが…。
だからこのダンスパーティ
カナダ産ビールのムースヘッドを
あしらったバーの広告。
バレンタインに殺人鬼が帰って来る!
コインランドリーを経営している
ディスク1の外袋(裏面)
ジョージ・ミハルカ監督による解説付き
鮮やかなレッドが眩しいカラーディスク!
A・B面とも組曲を収録。
ちょ!これは乾燥機にブッ込まれて
ミイラ化しちゃうメイベルおばさんの
死に顔じゃないですか・・・。
ターンテーブルで婆が回る(冗談キツイw)
ディスク2の内袋
獲ったどー!じゃなくて「ワレここに眠る」の巻。
うひゃひゃひゃひゃ~でお馴染みの
ディスク2
こちらはキャッチーな曲ばかり入っています。
炭坑シャワー室から車でバーに向かう時に
ディスク2(裏面)
ラストを飾るナンバーは全世界の
血バレ愛好家が35年間待ち続けた
あの名曲"The Ballad of Harry Warden"が
アクセルの台詞被りなしでホント完璧に
聴けるんですよ!
ここだけ溝が擦り切れそうなくらい
ディスク2のラベル面
チョコじゃなくてハツ!
原価と栄養価はこっちの方が高そう。
血はワンコロが舐めます(笑)
直販だと送料込みで6千円ちょっとでしたが、
ウチへ届いた日にアマゾンにも入荷しました。
買うなら今スグ!CDにはならないので…。
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