ただいま、整理収納アドバイザー1級筆記試験の勉強中。
テキストを読みなおしていると、講師の方の補足説明
のメモもあり分かりやすく勉強していますが、
なかなか具体的にイメージがつきにくいのが
分類の方法「積み上げ式分類」「割り付け式分類」。
積み上げ式分類は、
『細かいモノがどれだけあるかを見て、小分類から中分類、大分類とまとめあげる』
割り付け式分類は、
『まず大分類の項目を決め、中分類、小分類を分別していく』。
とあり、意味はわかっても、具体的に整理収納をするときに
どう区別してつかっているのかわかりにくいので、調べてみました。
まず、積み上げ式分類は、
とにかく最初になにがあるのか、すべてを見てみる。
全体に目を通し、グループわけをする。(小分類)
そして、分けられたそれぞれのグループをまたある程度の
グループにまとめていく。(中分類)
またそれらのグループを似たようなグループをまとめていく。(大分類)
たとえば、こどものおもちゃで考えると
まずあるすべてのおもちゃを見て、
「カード」「妖怪ウォッチのメダル」「仮面ライダーの人形」「戦隊ヒーローの人形」「手作りのもの」「ドラえもんの人形」「こま」「鉄砲」「手裏剣」「妖怪ウォッチの人形」などなど分けていく。(小分類)
そして、分類したグループを似たようなものをまとめていく。
たとえば「仮面ライダーの人形」と「戦隊ヒーローの人形」は「戦うヒーローグッズ」。
「妖怪ウオッチのメダル」と「妖怪ウォッチの人形」は「妖怪ウォッチ」(中分類)
そして、中分類されたものでもまた似たようなものをまとめて
大きなグループを作る(大分類)。
この方法だと細かいところまできちんと分類され、漏れがないのが
いいですが、最終的なイメージがつきにくく途中で挫折しかねません。
それに対し、割り付け式分類は、すべてモノを出す前にまず大きな大分類を決めてしまいます。そして、中分類→小分類と目的にあわせて、どう分類していきたいのかを考え、それにそって分類の作業をすすめていきます。
たとえば、子供のおもちゃで考えると、
まず、「頻繁に遊ぶもの」と「あまり使っていないもの」に分けます。(大分類)
そして、つぎにその分類の中でグループわけをしていきます。
「戦うヒーローのもの」「プラレールなど電車のもの」など。(中分類)
そして、さらにその中でも分けられるグループに細かく分けます。
「仮面ライダーの変身グッズ」「仮面ライダーの剣」「仮面ライダーの人形」など(小分類)。
この割り付け式だと目的やゴールをしっかり持った上で始められ
効率よく作業が進められます。ただ、作業をはじめたあとに、分類にあてはまらないものが出てくる場合もあります。
それぞれメリット・デメリットあるのですが、
部屋の整理収納の場合はいろいろなものが混在していること・収納スペースの都合などもあるので割り付け式のほうが進めやすいようです。
それに対し、会社の文書の整理などは 担当者が扱っている文書のうち、関係深いもの、同一業務に関するものを集めて個別ファイルにまとめに入れて、内容を表したタイトルをつけ、更に出来上がったファイルのなかで、関係深いもの、共通性のあるものを集めて中分類を作っていったほうが実務にそっていて整理しやすいようです。
以上、調べて私の見解でまとめて見ました。
正確にどこまであっているかはわかりません(笑)が、
なんとなくイメージできればよいかなと思います♪