1年ぶりにタイは8日間、もっぱら南イサーンを旅していた。
これまで、ナコンーラチャーシマ(コラート)のピマーイ以東にはなぜか行く機会が無かった。ということで、久々のタイなので今回は意識してブリラム、スリンとウボンラチャータニへ行ってきた。
まず、今回驚いたのがそこら中で咲き乱れる黄色い花。
地元の人に聞くと、タイのどこででも以前から咲いている、サムイでも咲いている、というが、そりゃ咲いていたかもしれないが、咲いていたとしてもこれほどそこら中ではなかったはず、目には入っていても気がそこに行かない程度の咲き方ではなかったかと思う。
タイミング的に特に花をつける時期だったのか、これほどの咲き方に、いくら何でも気が付かない小生ではない。
そこで、その花のことを地元の人に聞くと、納得。
その花、ラーマ十世を象徴する花、なんだそうだ!
名前は、タイの名前で「トーンウライ」、学名「Tecoma stans」、英語名「Yellow elder」、日本名では「金鈴樹」。
高さは7メートル程までに、成長は早く、植えれば勝手に成長していくらしい。
しかし、実際見た木の多くは3メートル程度から垣根程度なので植えてからそれほど経過は
していないと思われる。
街路樹に、垣根に、家の軒先にと、話によると忖度を働かせるようにという指示があるとか。
「花も咲く時期を知る」という歌詞があったと記憶するが、いつもその花ばかり見させられるとうんざりすることにもなるから、この花をみるならこの時期だけにしてほしいと思う。