ブレーメンの音楽隊 | 五代目モルモットかめちゃんの日記

五代目モルモットかめちゃんの日記

1歳のモルモットと暮らす毎日をつづります。

テーマ:

突然で申し訳ございません。

 

モルモット(のりまき)と

ハムスター(つー)が

 

ネズミ流

童話を演じます。

 

「ブレーメンの音楽隊」

 

 

ロバ、犬、ネコ、ニワトリが
大活躍する
グリム童話です。


絵はコーレルドロークリップアートから
もらってきました。
私が書いたのじゃないです(汗

とはいえ
我が家のネズミは

当然
ロバでもニワトリでもありません

ので

 

 

全員それに扮して

いただきます。

ひとり不満そうな人が

いますけど
なんで私がニワトリなのって
ごめんね(汗

では
はじまりはじまり。

 

 

一匹のロバが
道を歩いていました。


このロバは
年老いて
重い荷物を運べなく
なってしまい

主人から
「もう食べ物はやらない」
と言われたのです。


それを知ったロバは

主人の家から逃げて来た

のでした。

 

 

ロバ「もう重い物は運べない」

 

でも
ロバは考えました。

ロバ「そうだ!ブレーメンの町へ行こう」

その地で
音楽隊に雇ってもらおうと
考えたのです。

 

 

歩いていると
一匹の犬と出会いました。


ロバ「ここで何をしているの」

犬はこれまでのことを
話し始めました。

この犬も年をとり
猟犬のしごとができなくなり


主人にころされそうに
なったのです。


ロバ「それなら一緒に
ブレーメンで音楽隊にならないかい。
僕はリュートを弾くから
君は太鼓をたたくといいよ」


犬は喜んで
ロバとブレーメンを目指しました。

 

 

歩いていると今度は
ネコと出会いました。


ロバ「ここで何をしているの」

このネコも年老いて
ネズミが捕れなくなり
邪魔者にされたのでした。

ロバ「それなら一緒に
ブレーメンで音楽隊になろうよ。」

 

 

すると今度は
ニワトリがいました。


ここでも
似たような理由で

 

主人から
「チキンスープにしてやる」
といわれたのです。


ロバ「君も一緒に
ブレーメンに行くといいよ。
声がいいから人気者になれるよ。」

 

 

こうして4匹は
ブレーメンを目指すことになりました。


ロバ「ぼくらは役立たずじゃない。
音楽隊になるんだ。」


胸いっぱいに夢を抱えて。

 

 

ところが

ブレーメンは遠く
1日ではたどり着けませんでした。


日が暮れて
森の中で一夜を明かそうと
した時


ニワトリが
ちらちら揺れる光を見つけました。


あれはきっと家のあかりに
違いないというのです。

 

 

4匹は
あかりのほうへ進むと
一軒の家を見つけました。


ところが
ここはなんと

 

「どろぼう」の住む家だったのです。

見ただけで
どろぼうの家ってわかるんですか?
という質問はご遠慮ください(涙

 

 

家のなかでは
たくさんのごちそうを
囲んで

「どろぼう」たちが
楽しそうに過ごしていました。 

 

 

4匹は
あのごちそうを食べたくなって


「どろぼう」たちを
追い払おうと考えたのです。


ずいぶん過激な発想ですけど

 

 

4匹は

策を練りました。

犬はロバの背中に
ネコは犬の背中に
ニワトリはネコの背中に

は?
積み重なって
どうするのですか?


それがですね

 

 

部屋のどろぼう達からは
こう見えたわけです。


巨大な怪物の影に
見えたのですね。

 

 

そして4匹は団結して

いいですか?
行きますよ?
せーの。

 

 

 

それぞれにわめきながら
窓を突き破って
中へ飛び込みました。


ロバ「ひひん!」
犬「ワンワン!」
ネコ「にゃおー!」
ニワトリ「コケコッコー!」

突然のことに驚いた

どろぼう達は

 

 

怪物が襲って来たと
勘違いして
逃げてしまいました。

 

 

 

どろぼう追い出し作戦
大成功。

こうして4匹は
たくさんのごちそうをいただいて 

 

 

この家で

いつまでも幸せに

暮らしたということです。

いやあの
ブレーメンの音楽隊って

人間に「役立たず」といわれた
動物たちの
大逆転劇なのですが


ブレーメンにも行ってないし
音楽隊にもなってない
のですね(汗


でも、めでたしめでたし。