新宿思い出横丁にて | 儲かった日も代書屋の同じ顔

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横浜市青葉区の行政書士事務所からのツブヤキ

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久しぶりにふと行ってみたくなりました。新宿の思い出横丁です。「思い出横丁」なんて洒落た名前がついていますが、その昔は「しょんべん横丁」。その昔は、トイレが整備されていなくて、そこらで構わずやらかしていたのでそんな名前がついたとか。

今は……というより、おいらが初めてここに足を運んだ20年前はもうすでに、きちんと共同トイレが整備されていました。それでもなんていうのでしょうね、この町独特の猥雑さというか、なんというか、この横丁が醸し出す独特の空気には、惹かれるものがあります。ただ、汚いだけなのかもしれません。ただ、昼間から酒が呑めるだけなのかもしれません。ただ、狭いだけなのかもしれません。でもね、火事があっても、何があっても、ここに呑み屋があり続けている、そこが大事なんですよ。

最初、足を運ぶようになったのは「一富士」という焼き鳥屋さん。親父さんがいい人でね。焼き鳥も安いしおいしい。つまみちょこちょこ、ビール1~2本、で2000円ぐらい。そんな呑み方をこの店で覚えました。
大学生のころゼミの先生によく連れていってもらったのは「志の笛」というお店。ここはきさくなおばちゃんがいたな。そして煮込みが旨かった。席は決まって一番奥のボックス席。懐かしいなぁ。
そして今でも度々足を運びたくなるのは、岐阜屋という中華料理屋さんです。ここでおいらが頼むのは、餃子と固焼きソバ。その他のメニューはほとんど食べたことが無いかも。あ、あとビール大瓶1本。うまいんだなぁ~。

久しぶりに思い出横丁を歩いて見ると、お店がけっこう変わっていたり、外人さんの観光客がカウンターに陣取っていたり、タブレットで野球中継みながら呑んでいる人がいたり……若干の風景は変わっていましが、空気はそれでも思い出横丁。ここにはまだ、一昔前の新宿が、いや日本が残っているような気がするのです。


……
9月も半分をすぎ、今日は雨足がかなり強いですね。先日の大雨で被害にあわれた地域の方々は大丈夫でしょうか。