「旧約聖書入門 新約聖書入門」三浦綾子 | 読書日記2016.10〜

読書日記2016.10〜

読んだ本の中で良かったものについて、簡単に感想を記録しています。

三浦綾子さんの「道ありき 青春篇」が面白かったので、次続編を読もうと思っていたのですが、Amazon Audibleにこの本の朗読があって、前から気になっていたので聴いてみました。


入門とあるように概説なので、最終的には本文を読んだ方がいいとは思います。ですが、自分の体験や見聞きしたこと考えたことなど交えて、とても面白く読めて大筋が把握出来るので、興味ある人は読んで損はないと思います。


旧約聖書の方は単純に物語として面白いと思いました。後世の様々な書物の原型であり、影響を受けた物まで含めたら数えきれないと思います。

天地創造、アダムとイヴ、カインとアベル、ノアの箱舟、バベルの塔、モーセの十戒、サムソンとデリラetc.


新約聖書の方では、有名な聖句の本当の意味や最後の晩餐の場面についての解説があり、目から鱗でした。知らないことが多いなと改めて思った次第です。

隣人を愛せよ、初めに言葉ありきetc.