12月4日〜10日は人権週間です。人権と言っても色々ありますが、今年見た映画の中で特にいいと思った映画のうち2本が移民、難民に関する映画で、書いておきたいと思ったので、このテーマにします。邦画1本を含む5本。
☆ブルーバイユー
幼い頃に韓国から養子縁組で渡米した男性。シングルマザーと継子と幸せに暮らしていたが、移民制度の手落ちで突然その生活が奪われてしまう。
とても切ない映画。
☆マイスモールランド
在日クルド人の少女(高校生)が主人公。幼い頃から日本で育ったが、ある日難民申請が不認定となり生活は一変する。
難民の方々がどんな状況に置かれているか、何に困っているか、よくわかるような映画です。
☆リンカーン
ダニエルデイルイス主演、スピルバーグ監督。
米16代大統領エイブラハムリンカーンの伝記映画。ダニエルデイルイスがまずそっくりで驚きました。
南北戦争末期、リンカーンは黒人差別の根源である憲法を修正しようとするが、複雑な思惑が絡み多数派工作に巻き込まれる。意志を曲げない強さを感じました。何かを達成する為には必要と思います。
☆グローリー 明日への行進
米の公民権運動を率いたキング牧師。
アラバマ州セルマでの有権者登録の妨害に抗議する約600人のデモ行進、血の日曜日事件を中心に彼らの戦いを描く。
☆スキャンダル
2016年に米で起こった女性キャスターへのセクハラ騒動を豪華キャストで映画化。
爽快な結末かと思いましたが、被害者の心情を思うと胸が痛く、それが真実だと思いました。