祝、50歳の誕生日! | カタル・ノ・ダ

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40歳でアーティストになったねずみっ子が、ぼそぼそカタル・ブログ。
愛娘犬のシェルティのニナちゃんと、12歳下のフランス人天使と一緒にパリの端で暮らしています。

先日、50歳の誕生日を迎えることができましたニコニコ

 

チェ・ゲバラ、ボーイ・ジョージそしてドナルド・トランプが生まれた日スター

 

誕生日はワシのリクエストのもと、天使氏が料理を作ってくれました。

 

 

(↑ ダイナミックなちらし寿司)

 

(↑ 天使氏初挑戦!デザートはロールケーキ)

 

 

誰かが誰かのために作るって、本当に素敵だと思うクラッカー

 

ワシ、手作りのものって大好きなんですよねぇニコニコ

 

 

さて、インスタにも書いたのですが、ワシ、とうとうダーの年齢を越してしまいました。

 

古くからブログを読んでくださっている方はご存知だと思いますが、改めて・・・

 

 

2015年の8月、十一年間ともにしたドイツ人パートナーのダーは、全身ガンで亡くなりました。

 

2013年初頭、下痢が半年以上続いていたダーが、念の為にと受けた検査で大腸ガンが発覚。

 

その時、すでにステージ4。

 

さらに検査を進めていくと、胃や肺などにも転移していることが分かりました。

 

手術をしても手遅れということで、唯一の望みであった抗がん剤と放射線治療にかけました。

 

しかしあまりの治療の苦しさに、体力的にも精神的にも続けることができなくなり代替医療へ。

 

食事療法はもちろんのこと、漢方、鍼、ホメオパシー、断食、オーストリアのシャーマンの元での治療などなど、とにかく彼がやってみたいという方法を全て試しました。

 

ワシ的には「これ、騙されてるんじゃ・・・」なんて治療法もあったのですが悲しい

 

藁をも掴む思いのダーを側で見ていたので、本人の好きにさせてあげようとサポートすることに徹しました。

 

でも、元からウツ病でメンタルコントロールが苦手であったダーは、ついに死に対する恐怖から精神が壊れてしまい、家で火を起こしたり、道路で突然叫び声をあげたりを繰り返したことで精神病院へ入院することに。

 

その後は、ガンが全身に転移したことで再度抗がん剤治療を開始。

 

そして一回目の投与直後に、虹の橋を渡りました。

 

当時の彼の年齢は49歳と十一カ月。

 
 
ワシ、なぜか50歳まで生きられるのかなぁ?って疑っていました。
 
ダーを超えることができるのかなぁ、って。
 
 
でも、こうして生きている。
 
健康で元気で歳をとってこれたことに感謝しつつ、enjoy lifeだ。
 
今日という日は、ダーが生きたかったであろう日だから真顔