だが情の感想文を途中まで書いてたものの

やたらめったら長くなってしまい、さすがにどうなん(苦笑)となって下書きのまま。

いつの間にか七夕も過ぎて行きました。

 

 

今、若林さんがダヴィンチで連載してた「ナナメの夕暮れ」を読んでいます。

 

ナナメの夕暮れ (文春文庫)

 

そこは劇中に出てたエッセイから読むべきなんだろうけど、

「たりないふたり」の「たりない」部分にとても共感してしまう自分としては、

協調性社交性が足りず、あんなにくだらないと拒否してたゴルフになぜ、彼が行くようになったのか。

その過程をすごく知りたくなったのでした。

 

(エッセイの中に出てきた曲)

 

 

まぁ、まだ最後まで読んでないのでドラマの話に戻るけど。。。

 

 

 

「合う人に会う」という若林さんの言葉がとても刺さった。

 

そして

若林さんのお父さんの

「人から買ってきてもらった本には余白がない。

だけど、自分で買いに行ったら他に気になるものが見つかったりする」(意訳)

という台詞も自分は印象に残った。

 

自分はサブスクやYouTubeが流行る前、TSUTAYAで音楽や映画をレンタルするのが楽しみで、

CDのジャケット、店員さんのPOP、歌詞カードと一緒に書かれたライナーノーツ、

そしてチャリを漕ぐ行き帰りの道。

 

確かに副産物がたくさんあったなと単純に共感もしたし、

その後の若林さんの行動を見て、

内に内にばかり閉じて居ても、視界には限りがある、という意味もあったのかなと思った。

 

 

また、

「むしゃくしゃしてやった」という犯罪を今にも起こしそうな、

行き場の無い怒りを抱えた男と道ですれ違い、

その姿を自分とを重ねる若林さんも印象的だった。

 

共感してはマズい、と思いつつ

そうなってしまった背景と自分とを重ねてしまう…というのは、自分にも実はある(小声)

 

あの時あれが無ければ、あの人と出逢っていなければ、

あんな風に自暴自棄になって周囲を巻き込んでいたのは自分だったかも知れない。などと。

 

若林さんの繊細な部分に共感しつつ、オードリーのターンは

マイペースな春日さん、優しいおばあちゃん、道標のようなタニショ―さん、といった人たちにこちらもホッとさせられることが多かった。

 

 

(藤井隆さんのナンダカンダ、ファーストテイクが上がっていた)

 

 

 

南キャンのターンは一人で色々なことを抱え込みがちな山ちゃんの、

ひたすらな努力と空回りに心を打たれたり苦しくなったり。

 

山ちゃんの妬み嫉みのせいでコンビ仲は最悪。

だけど「山ちゃんのことは嫌いやけど、私のことをおもしろくさせてくれるから。だから自分からは解散しない」というしずちゃんの言葉にグッときた。

 

「もっと面白くならなきゃ」が強すぎて、

相方にもそれを求め、逃げられてきた山ちゃん。

そんな今までからするにしずちゃんの言葉は最高最大の賛辞だと思った。

 

これはしずちゃんが心が広いからなのか?

いや、たぶん性格や相性とかもあるかもだけど、

山ちゃんが相方としてめちゃくちゃ信頼できる人だから出た言葉なのであって。

コンビって尊いね…泣くうさぎ

 

あと、最後のⅯ-1。

当時の南キャンを見て、正直「もう売れているのに出演するって珍しいな」って思っていた。

 

でも、不仲を越えたふたりの「もう一度漫才やろう」っていう気持ちが背景にあったのだと知り、胸アツだったよ。。。

 

 

(たりないふたりの出囃子に使われていた銀杏boyz)

 

 

 

 

そんなわけでとても良いドラマでした。

芸人というシビアな世界には生きてない私だけど共感することもありつつ

「これでいいのだ」と背中を押してくれるような。

 

“Let it fire!”の合図と共に燃え上がっていくSixTONESの応援歌も

エンディングの余韻にふさわしいキンプリの曲も良かった!

 

色々省いてあっさり書き直そうと思っていたのに結局めちゃ長文でごめんなさい(苦笑)