それは「ある」インジケーターが示してくれる。
では、そのインジケータとはなにか・・・。
私は、このインジケーターを見つけるために
10年もの時間を費やしてきた。
移動平均線？
ストキャス？
MACD？
遅行スパン？
さて、こう書くと「それはなんだ？」と興味が湧くのが自然である。
なぜ、興味が湧くのか。
それは
「常勝トレーダーは、秘密の手法を知っている」
という暗黙の前提が思考を支配しているからだ。
期待を裏切るようで大変申し訳ないが、
これが「大きな落とし穴」と教わった。
トレードは確率のゲームである。
ということは、100％勝つことなどあ・り・え・な・い。
※理論上、「両建てのマーチンゲール」の勝率は"99.9%"。
言い換えれば
「9割勝てる方法を探す」という行為は
ほとんどの投資家が誤った考えをしているに等しい。
事実、経済の千里眼、相場の神と呼ばれるトレーダーでさえも
「アリガタイウワサ」を知り得ない限り
価格が100%上がるか、100%下がるかはわからない。
そこで、視点をかえて、
「いかにうまく勝つか」よりも、
「いかにうまく負けるか」を考えるのはどうだろうか。
たとえば
柔道は、一本背負いを習う前に必ず「受け身」を習う。
たとえば
スノーボードは、ジャンプ技を覚える前に「転び方」を習う。
よく「勝率は９割です」というキラーフレーズを目にするが、
正直、そこまで意味はないと思ってしまう。
1万円＊99回の勝ちで 99万の利益
しかし
残り1回で100万円の負けトレードをしてしまったら、
すべてが水の泡である。
※そんなに勝てるなら、そんなミスは起きないと思うかもしれないが、人はなかなか自分のミスを認められないもの。
実は、多くのトレーダーが大敗を経験して
テクニックよりも「資金管理」の重要性に気づく。
そして、資金管理の重要性を知っているがゆえに
損切りをすることに躊躇しないし、チャンスがないと判断すれば、無駄なトレードを控える。
常勝トレーダーは
一度にすべてを取り戻そうとしない。
トータルで勝つ。
そのために、エッジの効いた相場しか仕掛けない。
最後に
それでも
"9割"予測できることがある！！
と断言したい。
それは
9割のトレーダーが市場から撤退する
という事実である。
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