1時間ほど仮眠をして

ロビーの集合場所に向かった。


前乗りしていた方々と隣接している


「マンダレイベイ」


というホテルのアリーナに向かった。



「ズンズン!ドンドン!!」



朝9時前だというのに大音量の音と共に

もの凄い人数の関係者が

続々とアリーナに入って来る。



半数がアメリカの人たちで

あとの半分が海外からの人々の様だ。



「スゲーーー!!」



改めて事業規模のデカさを痛感する。




日本でも年に一度EXPOがあるが、

海外の人たちはノリが全然違う。



となりにいた

ニュージーランド国旗を背負ったオッサンに



「ペーラペラペラ!ユーオーケー!!??」



「??オーケー!オーケーィ!!」

(よく分からないけど、とりあえず言ってみた)



「M子さん、なんて言ってんの?」


隣にいた通訳の女性に聞いた。



「えーっと、 このEXPOスゴくない?

俺は毎回来てるんだ!君は準備はできてる? 

って言ってますw」


「なるほど!」



全く関係ないセッションはスルーしたが

(時差ボケ、寝不足でフラフラ)


とてもインスパイアされた3日間だった。



毎日の様に誰かしらの部屋に集まって

夜な夜な部屋飲みしていた。



ホテルの売店でビールを買ったら

ロング缶が10ドルもしてびっくりした。



最終日は1日フリータイムだったので

注目の施設



「スフィア」



に希望者だけで向かった。



球型の

周りに何万個ものLEDが埋め込まれていて


曜日や時間帯で様々な色や模様に変化する。




そもそもラスベガスのメインストリート


「ザ・ストリップ」


と言われる通りは日本で例えると


東京銀座のメインストリート

端から端までの4倍以上の距離がある。



建物がバカでかいし間隔もあいているので

歩いても歩いても進んでいる感覚がない。



スフィアは午後にS森さんと待ち合わせて


午前中は通訳のM子さん達と他3人で

観光に繰り出した。



有名な「ベラージオ」の噴水を見たり


ジェットコースターに乗ったり



1人が「ホットドッグくいてー」

と言ったので適当な店に入ったら


かなり怪しいバーみたいな店で

ID確認とボディチェックされるし

(怖かったので何も食べずに退散)



結局In-N-Outバーガーに行って昼食を食べた。


その他歩きで色々な所をまわった。



「もうムリなんだけどーー」



携帯の万歩計を見ると

一万歩をゆうに超えていた。



砂漠地帯なので湿度は低いものの

やはり日差しが強く暑い。



最後にショッピングモールに行ったが

ベンチで1人休んでいた。



16時頃になってスフィアに向かった。




「これもでけーーー」


東京ドームがすっぽり入るほどの
超巨大な球体が様々な模様に変化している。



ゲートに行くと

手荷物チェックが厳しく

持っていた水を没収された。



中に入ると劇場(映画館?)の様な作りで

頭の上までスクリーンが広がっている。


曜日や時間帯で何を上映するかは

まちまちみたいだが



映画館の様にプロジェクターではなく

超高画質スクリーンになっているので

映像がめちゃくちゃキレイだった。



上映内容に関してはイマイチだったが

座席の下や顔にエアーが吹き出して

臨場感は味わえた。

(約1時間半の上映で120ドル!)

カネノコトバカリイウナー



帰りにスーパーで色々買い物をして

1人部屋のT原さんの部屋で

10人くらい集まって

ラストナイト飲み会をした。



翌日は朝4時にチェックアウトだったので

24時位にお開きになった。



ラスベガスのお土産はちょっと微妙だったので


サンフランシスコで時間がある時にみようかと

思っていた矢先



ラスベガス発の飛行機が遅延による遅延で3時位遅れ

サンフランシスコに到着するやいなや


皆ダッシュで搭乗口に向かわなければならず


ギリギリ成田行きに乗れたは良いが


危うくサンフランシスコでもう一泊なんじゃないか?

というアクシデントに見舞われた。。



コンビニの様な店で日本のお店用に

しょうもないお土産は買ってはいたが



C子には何も買えなかった、、



無事に成田に着いてほっとしたが


飛行機を降りてロビーに着いた途端


M子さんが号泣しはじめた。



彼女はラスベガスで遅延の際

搭乗カウンターに行って色々と

交渉や情報を集めて尽力してくれていたのだ。



「予定通り帰国できて良かったです💦💦」



彼女の頑張りを労おうと

空港のレストランで皆で食事をご馳走様した。



だが、一方で



「ワンチャン、サンフランシスコでもう一泊も

アリだったかもw」


と小声で言う人もいたが



正直、私も同意してしまった。。



皆さん予想通りの疲労困憊っぷりで

そのまま解散となった。



帰りは成田だったので電車で帰宅した。



クタクタで家に着いたら

珍しく長女がいた。



「おみやげは??」



「むむっ!!」



アメリカに行くとは伝えていたものの、、



「いやー!かくかくしかじかでさーー」



「ふーーん。。」



シャワーを浴びて

ビールを一気に流し込んで

ベッドに倒れ込んだ。

なんだか夢の様な時間だったなぁ。。



次の日、店に顔を出してしょーもない

お土産を置いて回って



何か仕事が溜まっているのかなー

と思っていたが



結果

何もなくて正直寂しい感じがした。



総括として

あまりこんな事を言いたくはないが

物価がとにかく高い!



特にホテル内の食事や売店は

アホみたいに高い。




あとは。。。。





結局カジノでポーカーをする事はなかった。

(ルクソールで対人ポーカールームがない)



カジノに関しては満喫できなかった。

(その後チョイチョイスロットに手を出して

結果500ドル負け)



海外のいろんな参加者の人に話しかけられて

皆さん口を揃えて言ってたケド







「英会話勉強するしかねー」




また色々リベンジするぜ!!







大人の修学旅行 完