ついにアメリカに経つ日が来た。



UA羽田発サンフランシスコ行き



サンフランシスコで乗り換えて

目的地ラスベガスへ向かう。



羽田まではC子に送ってもらった。



前回経験者S森さんの


「飛行機のなか、めっちゃ寒いよ!」


という助言で


5月なのにチョイ厚手のパーカー

とチノパンの下に

ヒートテックを履いていった。



午後15時に搭乗して


飛行機が飛び立ったのは17時だった。




GWが終わった後だったので


空席が目立つ。


真ん中の4人席だが

私ともう1人しか座っていない。


機内には関係者約20名が乗っている。


結局顔見知りの人は5名くらいいた。



「ゔーー、、やっぱり寒いな。。」



海外の人は暑がりなのだろうか?



暑いと文句を言われるから

ワザと温度を低めに設定して


「寒けりゃブランケットでもかけてな!」


っていうスタイルなのだろう。



当日は朝7時くらいに起床しているので


「ビールでも飲んで早々に寝てしまおう!」


という作戦だったが


機内の真ん中ら辺ですぐ横にエンジンがあるので騒音がひどい。



正直、ほぼ「観光」みたいな旅行なので

2度目の海外という緊張とワクワクで


少しウトウトもしたが

熟睡する事はできず


日本語吹き替えの映画を何本か観て

約10時間のフライトをしのいだ。



「当機はまもなく

サンフランシスコ国際空港に着陸致します。」



日本人のスタッフもいた様で


日本語のアナウンスが流れた。


2つ離れた席にいた関係者の人も

ほぼ眠れなかったらしい。



日本時間では夜中の3時くらいであるが


サンフランシスコでは昼間の時間。



「時差ボケきちぃーー」



荷物をゲットして入国審査に向かう。


大柄な黒人男性に手招きされる。



「ペーラ、ペラペーラ?」


「さ、さいとすぃーん」


「ペラペラ、ペーラペラ??」


「???さ、さいとすぃーん。。」


「ハァ。ペラペラペラペラペーラ!?」

ナニイッテンノカワカンネーヨ!


チッ、ショーガネーナ!

と言わんばかりに


審査官が携帯を取り出して和訳し、

画面を私に見せた。


「アナタハ、ラスベガス二イッテ

カジノハヤラナイノ?ソシテソノEXPO

デハナニガアルノデスカ?」



「めんどくせぇーーなーー」


喉から出そうになる。



出発前に空港で旅のしおり

みたいなのを貰っていたので

それをみせた。


その大男は何も言わずに

しおりを取り上げてしばらく眺めていた。



「オーケー。。。。」



20数年前、ハワイに行った時は

すんなり終わったのにーー



帰国してからC子に話した時に


「アメリカで同時多発テロがあって、

審査は厳しくなってるよ。

入国拒否される人もいるみたい。」


と聞かされた。

カジノヨリ、エイゴノベンキョウシロ



無事に入国できたからまぁいいか!



ラスベガス行きの飛行機は

4時間くらい時間が空いているので


皆でバスに乗ってサンフランシスコの観光に行った。



天気は良かったが結構肌寒い。



現地ガイドさんの話によれば

日本の福島県あたりの緯度らしい。


フィッシャーマンズワーフで昼食を取って

有名な


ゴールデンゲートブリッジに行った。


私が一番食い付いたのは



「アルカトラズ島」




クリントイーストウッド主演の


「アルカトラズからの脱出」


は大好きな映画なのである。


「サンフランシスコにあったんだ!」


私ひとり興奮していたが


他の人は完全にスルーであった。。。



たいして美味しくはない昼食を食べた後だったが、お腹が膨れて超寝不足で帰りのバスでは熟睡してしまった。



国際線よりも厳しいゲートチェックを済ませて

国内線に搭乗した。





さぁ、ついにラスベガスに出発だ!!!




続く