「バイクの免許取る言うとったケド

どうなってんの?」



「はっ!?」



「はっ!?じゃねーよ」



「それが。。年明けから春先までは

学生さんが多くいらっしゃるみたいで。。」




「ハイ???」

(ソンナコトハ ムカーシカラ カワラナイヨネ)



「だ、、だからさ、、

落ち着いたら行こうかと。。。

私、平日は仕事で23時ごろ帰宅だし。。」



「じゃぁなんでこの時期に申し込んだのさ。

そもそもバイクの免許取りたい言うてたっけ?」



「だってーー!

〇〇が楽しそうにツーリングの話しするから

私も乗りたいなーーって。。」



「ふーん。でもそういえばキミ、

20年以上前にバイクの教習所行ってたよね?」



「ぁ、ぁ、あの時わぁーー

流行っていうかー、時代の流れっていうかー」



「で、結局取れなかったんだろう??」



「そそ。いつのまにか期限切れてたw」



「ププッ!

人の事言えんけど、金をドブに

捨てたわけだw」




「それを言わないでーーーー!!」





年明けC子が


「バイクの免許を取る」


とか急に言い出して



賛成はしなかったけど


反対もしなかった。




「でも、バイクなめてると〇ぬよ??」



「ナンデソンナコトユーノヨ!!」



「だいぶ前に話したよね?

ツーリング行った時、事故に遭遇したって。」

(旧ブログ【26】参照)



「大丈夫だもん!

ちゃんと安全運転するもん!」



「そういう問題じゃない時もあるんだよ?」



「その時は〇〇がなんとかしてくれるでしょ?」



「しらんよ!自己責任でしょ!」




「なーーんーーでーーー!!!」







私が二輪免許を取った20歳くらいの頃は


女性ライダーなんてほとんどいなかった。


バイクの免許は自動車とは違って



「なんとなく」



という人は少なくて



「このバイクに乗りたい!」



「バイクに乗ってココに行ってみたい!」



みたいな



ちゃんと目的と目標を持った人が

バイクに乗っていた気がする。

(全ての人がそうではないが。)




C子の場合、なんか動機が不純なんだよなぁ





「免許取ったらバイク買うの?」



「えーー〇〇のがアルジャン。

3台も持ってるでしょ??」



「イヤイヤー、貸さねーって!」



「なんでよーー!!ケチんぼ!!」



「乗りたい車種とかないの?」



「うん!今のところない!」



「ハァ。。。

だから動機が不純って言ってるんよ。。」



「そこまで言わなくても。。ぐすん、、」



「あーー悪かった!でもさ、

車とチョイ違ってバイクは用途で選ぶ車種が

違うからなーー」



「〇〇が乗ってるオフロード車なら

乗れるでしょ??」



「確かにアレなら排気量250ccだから

大丈夫だけど、足つかないんじゃない?


それと結構イジってるから

初心者向きではないんだけど。。」



「ムキーー!じゃ私はナニ乗ればいいのよ!」



「だからさ、フツーこのバイクが乗りたい

みたいなのあるでしょ?」



「それはないのー!なんでもいいのーー!」



「もーいーや。とりあえず、免許取ってから

考えようぜ。。」




何もビジョンが無いC子に少し呆れたが、

あまりやりこみ過ぎると

モチベーションを下げるだけなので

そっとしておいた。




しばらくして




「教習所専用のデニム買っちゃった!」


「教習所行く時はこのデイバッグでいいよね?」




挙げ句の果てに




「教習所用のアウターで悩んでんだけどー」








って



オイ!!!








そんなのいいから早く予約取れよ!!






〜続く〜