第十一回 クラウド化で店舗運営を変える方法 その3 ブログによる業務指導 Part6 | tan流 店舗運営術&読書日記&ビジネススキルのまとめブログ

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第十一回 クラウド化で店舗運営を変える方法 その3 ブログによる業務指導 Part6

ちょっと長くなってしまっていますが、ブログによる業務報告⇔コメント返信。
これを繰り返すことで、本当に多くの便益が得られました。
その中で、最大の成果を実感できた場と言えば店舗巡回を行った時です。

アルバイトの入れ替わりは激しいので、店舗巡回を行った時に実際に働いているスタッフとコミュニケーションを取るのですが、大抵は初めて会うスタッフです。其のスタッフが私に対すして取るリアクションは、

①緊張しておどおどする。
②自分の職場に偉そうな奴がやってきたという反発の反応。
③早く帰ってくれないかなぁーという露骨な態度。


ぐらいなものでした。

これは、私の今までの人の使い方にも多分に問題があったと思うのですが、
アルバイトからしてみれば、

①たまに全店宛てに厳しい内容のメールを送ってくる人。
②そうなると社員が大慌てで自分たちを怒ってくる。

といった感じの実害のある相手でしか無かったと思います。

ところがです。ブログで繋がってからという物、店舗巡回で初めて見るスタッフがこっちをキョロキョロ気にしているのです。明らかに受け入れてくれている態度なのです。

そして、そのスタッフに挨拶すると、

「いつもコメント有難うございます!○○です。」

なんて、自己紹介付きで笑顔で言ってもらえるのです。
これは本当に力になります。ですから私も

「あー、あなたが○○さんですか!このまえやってくれた、アレ、凄いじゃないですか!」 
とか、
「えっ、○○さんて女性だったの! 文章だけ見ていると男性だと勝手に思ってました。ごめんなさい!」  
なんて、具体的な返事をして関係性を盛り上げて行く努力をしちゃいます。
これは、1店舗だけの話じゃなくて、どの店に行っても遭遇する事態でした。

そんな中、気付いたことがあります。それは、
「なんでこんなに私のことを良い人だと思ってくれるのか?」
と言うことです。

自慢じゃないですが、私はどちらかと言うと人から好かれるキャラではありません。
特に仕事に関しては、「細かい」とか、「クドい」とか思われている口だと思います。
しかし、ブログによるやりとりは、文章だけのコミュニケーションになっているので、

相手の嫌な部分に触れる機会が無いのです。

今書いているブログもそうですが、(駄文ではありますが)何度も書きなおしたり、表現に問題が無いかなぁー。とか考えながら書いているものです。当然、スタッフに対する返信も、ずっと記録として残るので、知らず知らずのうちに相手のモチベーションを上げる内容になっていたのです。
直接の会話ではこうは行きません。相手により伝えようとすると、ついくどくなってしまうものです。
その結果、相手は業務指導の内容よりも、「あの人くどい。」に意識が行ってしまい、結果、生産性が上がらない。といった事態が発生していたのです。

第十二回 クラウド化で店舗運営を変える方法 その4 驚愕のサイボウズ Live Part1に続く。