どうして肥満はいけないのか?医学的に解説します。 | ANGIN代表・三浦風太のQOL向上ブログ

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ブログ連続投稿154日目


肥満は様々な

病気を招く



食べ過ぎは体脂肪の増加に繋がり、やがて肥満へと至ります。肥満がそれだけ敬遠されるのは、見た目が悪いだけでなく、疾患をはじめとした様々な悪影響があるからです。


高血圧や脂質異常症、糖尿病など様々な生活習慣病が挙げられます。


もっと言えば、肥満は病気を引き起こすだけでなく、体が膨れて重くなること自体も問題です。腰や膝に大きな負担がかかり、骨に異常が発生することもあります。


肥満の悪影響①高血圧


肥満が原因の高血圧が、とくに若年・中年の男性に増えています。肥満によってインスリンが過剰分泌されることが、原因の一つとして考えられています。血中のインスリン濃度が高くなると、ナトリウムを排泄しにくくなったり血管が収縮したりして血圧が上がってしまいます。

血圧は高くなっても自覚症状はほとんどないので、毎年しっかり健康診断を受けて血圧チェックしておくことが大事です!



肥満の悪影響②糖尿病


糖尿病とは高血糖が満席的に続く状態のことで、網膜症、腎症、神経障害の三大合併症を伴う危険性が知られています。糖尿病を一度発症すると以後はずっと病状と付き合う生活になる為、糖尿病にならない日頃から予防しておくとが大事になります。



肥満の悪影響③脂質異常症


脂質異常症とは血液中の脂質の濃度が基準範囲にない状態のことで、食事から摂る脂質が多過ぎたり、脂肪細胞に脂質がたまり過ぎると発症しやすくなります。血液中の脂質というと、おもに中性脂肪とコレステロールが挙げられます。中性脂肪は体脂肪のもととなる物質で、通常は一定量が血液中に流れていますが、内臓脂肪が増えて肥満が進むとその濃度が高くなっていきます。具体的には血液中の濃度が150mgdl以上になると脂質異常相と診断されます。



肥満の悪影響④動脈硬化


これまで紹介した高血圧、糖尿病、脂質異常症の先に待っているのが動脈硬化です。

動脈硬化とは動脈の血管が硬くなって詰まりやすくなる状態のこと。脳の血管が詰まれば脳梗塞、心臓の血管が詰まれば心筋梗塞を引き起こし、最悪の場合、死に至ります。

「メタボリックシンドローム」という言葉は聞いたことがあっても、なんとなく「生活習慣を改善した方が良い状態」くらいに思っていませんか?

実はそのまま放っておくと動脈硬化を招き、死亡リスクが高まる危険な状態なのです。

メタボリックシンドローム予備軍も含めて、日本では男性は2人に1人、女性は5人に1人が該当すると推測されています。

気づいた時には手遅れそうならない為にも、自分の身体の事をしっかり把握しましょう。



肥満の悪影響⑤認知症


認知症と聞くと、高齢になれば誰でも発症リスクのある仕方のないもの、と思っていませんか?実は、認知症は肥満の人ほど発症しやすいことが明らかになってきています。アメリカやスウェーデンの研究によれば、肥満、高血圧、高血糖、脂質異常症に該当する人はそうでない人と比べて認知症リスクが上がるそうです。なんと6に!アルツハイマー型認知症においては、該当する人のうちの約60%が内臓脂肪が多かったそうです。


いかがでしたか?


肥満は体が重くなるだけではなく、様々な疾患を招きます。たくさんのリスクを高めているのです。


生涯健康の為にも、肥満は改善しなければいけないのです。


日頃から適度な運動と正しい食事管理をお願い致します。


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